第22波 〜強がり〜

別れ際の冷たい眼差し

そこに映るのは

何も無い暗闇だけ

私の姿はない


孤独な空

あるはずの空間

当たり前の日々

百から一に

一から零に


あの日交わした言葉も

全て嘘で夢で

本当だったことなんて

一度もなかった


幸せな時間も

思い出も

貴方にとっては

価値のないものだった




こんなものよね


恋なんて


しなきゃよかった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る