第14話 部隊再編し再び戦場へ
私は瑞雲 嵐。一介の准士官という立場になるね。まあ、元は兵隊だったけれど今までの功績が認められて准尉にまで出世したわね。
そしてAT隊のメンバーと合流してそして彼らと連携しての演習を多くこなしてお互いの問題点なんかを洗い出していたね。で、AT隊のメンバーとも交流して彼らともお互いに背中預ける預かる仲までいったよ。で、そのような訓練を終えて我々も再び戦場へと向かうことが決まったよ。
まあ、美鈴と咲夜の二人がとても料理が上手だったので可能なら部隊の食事担当を頼もうかと思っているね。あ、一応あたしもできなくはないけれどはっきり言って食える飯ができる程度で味は保証しないというありさまだね。
そんな感じで我々はトラック環礁にあるマスドライバー施設に来たわ。ラバウルの軌道エレベーターはいわば民間や軍用輸送として使われているが、即応性や緊急性、それに大型の宇宙船などの資材輸送や貨物輸送ではマスドライバーが使用されることが多かった。
で、私たちは指示された船に乗り込むことになるが外の船名を見て私は魂消たね。
そこにはスクラップにしかならないと言われた。かつての船がそこにあったからね。
で、とある老人に呼び止められたわね。
「おーい。嵐よ。生きていたか」
「爺さん。これは一体どうしたんだ。確か愛しのガンビアベイはスクラップになったと聞いたけれど」
「ああ。確かにそうじゃが此奴は新型エンジンのテストが終わって横須賀のドックで埃を被っていたやつだよ。で、スクラップにするよりも強襲揚陸艦として運用することが決まったんじゃ。ということでお前さん達の機材を積み込んでくれよ」
「判った。爺さん。また頼むな」
「おうよ。マッコイ商会はわしが生きている限りは不滅じゃよ」
そんな会話をしつつ私たちは機材の積み込みを行い格納庫に固定され私たちはそのまま所定の場所に向かっていた。
そして座席に座り固定ベルトを締めてすべての機材の固定、補給品の積み込み、固定が完了となりいよいよ宇宙へと向けて射出手順が開始されたわね。
そしてマスドライバーのリニアが作動し徐々に加速をしていく船。最後の直線で船のメインスラスターが作動し強烈なGを感じつつ船は空へと打ち上げられた。
そして数分後衛星軌道上に到着した船はL2ポイントへと船を進めていたようね。
どうやら新たな部隊は相当大規模な部隊となりそうな気がするよ。
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