第8話 極魔新入生武道会2

一時間後俺は起きた、ほぼ全部の一回目の試合が終わっていた、こうして俺は観客席に足を運ぶのであった、どこの席に座ろうかな?――――あ!


「フラウさん、隣いいかな?」

「良いですよ」


う、眩しい守りたいこの笑顔、フラウは天然な女の子だ、そこが俺が1週間となりの席に座って分かったことだ、顔は小顔、髪型はショート、目元はキリエと対照的な優しい印象を受ける、身長は170センチぐらいで胸はデカい、年の割にはなんて凶器を持っているんだ、引力でもあるだろうか?視線がそっち向いてしまう、いかんいかん!そうゆう考えを取り払うべく俺は頭を振る、あと自分から見るけど、フラウが魔法特化、キリエが剣術特化している、今回は自分の武器は使えないから結構きつい人にはきついのか?分からないけど――――ん?なんで分からないのかって?そんなの魔法発動は杖のような媒体を使わなくても発動するし、攻撃は神速で当てるから多分木の枝でも大抵の奴なら勝てるだろう、


「勝者!キリエ=アスカ!」

「すごい!圧勝だよ!圧勝!」

「やっぱり五大貴族の名は伊達じゃないな!」

「これでもまだ私に勝てるとでも?」

「ああ勝てるさてゆうかさっき見たものが俺の全てとは思てないよな?」

「ええ、警戒はしとくわ」

「さてまた俺の番か」

「第二試合!ん?ここから本部からの提案です、今年の新入生は優秀な生徒が多いとの事なのでリーグを進む毎に試合のテーマを決めるのはどうだろうと言う提案がありました!選手はどうですか?」

「その提案に賛成です」

「私も!」

「俺も」

「満場一致でこの提案に賛成です!」

「では改めて、第二試合のテーマは魔法です、選手は第一試合相手に圧倒的実力差で圧勝したオウマ選手!対し第一試合魔法だけで相手を倒したクリス選手!今回はクリス選手の方が有利かー!」

「こんにちは、主席さんそしてこの試合私が勝たせてもらいます」

「こんにちは、こちらも負ける気はないから安心して全力で掛かってきて良いよ」


「第二試合、開始!」

<魔法コマンド…中級単体特化型複合魔法>

<魔法名…アイスランス

<魔法効果…相手に氷の槍をぶつける>

「これでも勝てると?見る限り魔法より剣術の方が得意に見えますよ?」

「ああ勝てるさ、そっちが氷ならこっちは」

<魔法コマンド…初級単体特化型大罪魔法>

<魔法名…憤怒の火柱>

<魔法効果…大罪の力を使って根本的に強化した炎を火柱として放つ>

「嘘!」

本当マジだよ」


氷の槍?確かにすごいけど、それがどうした!

永久凍土の槍は、どす黒い火柱に当たる前にはもう跡形もなく消滅していた、残ったのは魔力の残骸だけ、


「クッ!まだまだ」

<魔法コマンド…上級単体特化型複合魔法>

<魔法名…呪いの氷槍ひょうそう・乱>

<魔法効果…当たると属性麻痺を食らう槍を複数生成しそれを単体の敵に当てる>

「これならどう!」

「確かにこれは厄介だな」

<魔法コマンド…上級防御特化型複合魔法>

<魔法名…蓮花氷アイスフラワーリバースミラー

<魔法効果…魔法攻撃をそっくりそのまま相手に返す>


こうして相手の魔法攻撃が蓮花氷の鏡に当たる前に彼女はこの魔法の力を知っていたのか、魔法を解除キャンセルした、


「な、どうして!?」

「君は強いよ、でもそれよりも俺の方が強かっただけだ」

「あ~あ、はいはい、私の負けよ負け」

「勝者!オウマ!ここまで圧倒的だとは流石主席と言ったところかー!」


俺はキリエの方を向いて自慢げに、


「これでも、俺の力の一部でしかない」

「それでも私はあなたに勝つそして私を無視したこと謝らせます!」


ええ!その程度でキレてたの!?


「そんな事かよ」

「そんな事って何!そんな事って!」

「あ~聞こえない~」

「絶対後悔させてやります」

「ああ、楽しみにしてるよ~」

「クゥー!」


さてまた俺の試合の時まで寝てよ


第8話終了

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