買い物ラリーチャンピオンシップ(SRC)開幕
そんなラリーは開幕してもうれしくない。
単なる家事の負担だ。
でも、参戦しないとしょうがないのだ。
これまでも書いてきたとおり、在宅介護をしている家庭で、コロナ感染者が出た場合どう介護を継続していくのか、いまだに政府、行政から何の方針も示されていない。
こればかりは、自助や共助で出来るものではない。
介護の作業の多くは家族には許されている。
でも本来は、介護士や看護師の資格が必要なことも少なくない。
無資格、未経験の他人が親切で手伝う訳にはいかないのだ。
その前にコロナ感染者がいる家に入りたい他人はいないだろう。
業者も同じだ。
訪問介護、訪問看護は来ないし、受け入れる施設もない。
介護を受けている要介護者が全員、二人介護なら二人とも、感染して入院するしかないのだ。
介護破綻をさせないための手段がコロナに感染させる。
そんなハイリスクなことはできない。
政府、行政が何の対策も方針も示さないと言うのは、
「在宅介護でコロナに感染したら、死ね」
と言っているのと同じなのだ。
それに、介護している方も、感染したら重症化のリスクがある年齢になっている。
これから冬になって、感染リスクが増す中、何が何でも感染する訳にはいかないのだ。
まず、避けたいのが密だ。
そこで買い物である。
混雑しそうな時間はさける。
休日には基本、買い物には行かない。
特価特売には参加できない。
近くに最近テレビで話題の「業務スーパー」がある。
周りの業務スーパーは酒の量販チェーン店と一体化していて酒類も安い。
チラシを見る限り、生鮮食料品も豊富で安い。
ワンストップで買い物が出来る事もあって、いつも混雑している。
今ここで買い物をすることはない。
密の中に入っていく訳にはいかないのだ。
そこでもう一つの業務スーパー「アミカ」へ買い物に行く。
アミカは、精肉とかは売っていない。
生野菜も、隅っこで申し訳程度に置いてあるだけだ。
おかげで密を避けられる時間帯があるのだ。
そのためにいくつかの店を回ることになる。
密を避けられる時間帯がある店を探しだす。
購入したい商品が置いてある店を、すいている時間に合わせて、ラリーのように回るのだ。
何回かテレビで紹介されたことがある「ラ・ムー」とゆうスーパーがある。
ここは、Dプライスと名付けられたプライベートブランドが安い。
焼きそばは、粉末ソース付きで三玉八十八円だ。
ナショナルブランドの特売より常に安い。
これは助かる。
また、ある程度密を避けられる時間帯もあるのだ。
二十四時間営業だから、深夜早朝は人もまばらだ。
ただ、今はその時間に行くことはない。
以前は、夜勤明けの夜明けに立ち寄ることもあったのだが、その時間だと消費期限のある商品はないのだ。
コンビニみたいに、総菜や弁当、サンドイッチやおにぎりなどは、売り切っていてない。
ついでにカット野菜などもない。
でもそれでいい。
その分安いのだからそれでいいのだ。
そして、ラ・ムーでそろわなければ、「バロー」へ行く。
バローは、ラ・ムーに比べてナショナルブランドの品ぞろえが良い。
そして、すいている時間があるのだ。
衣料品は、「イオン ザ・Big」が安い。
客は多くても、店舗が広いので密を避ける事が出来る。
食品売り場にさえ入らなければ…。
ドラッグストアーでは、「ドラッグ ユタカ」は、「スギ薬局」より、通常の店頭価格は高い。
スギ薬局は、Sセレクトと言うプライベートブランドは、さらに安い。
その分、割引クーポンの発行数は少ない。
月に15%引きが三回くらい使える感じだ。
ドラッグユタカは、介護用品で言うと月に六回、20%引きで買う事が出来る。
20%引きはさすがに効く。
周辺のドラッグストアーは、微妙に品ぞろえをずらしているので、単純比較は難しいが、それでも効く。
利用期限は刻まれているが、今手持ちのクーポンで、(薬・介護用品・ビタミン剤・栄養ドリンク)の20%引きが六品、15%引きが十八品、店内商品、ただし除外品ありの15%引きが七品、10%引きが十八品。
うまく買い物をすれば、節約できるし、何よりクーポンは、すいている時間でも使えるのだ。
在宅介護家庭で必需品の、オムツとパットで出費が抑えられるのは助かる。
さらに言うと、要介護度3から、月四千円のオムツの購入補助が市から出る。
補助金で買っても20%引きは有効なので、六品だとだいたい収まるのだ。
家の前にはショッピングセンターがある。
県内では一番のスーパーも入っているし、専門店街もある。
でも、価格帯が高めなので、ほとんど行かない。
行っても専門店街の、本屋か100均位だ。
そんな、SRC参戦、在宅介護保護責任者の介護離職者にベーシックインカムを。
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