それ今する事か
特定給付金や持続化給付金が出ると言うコロナ禍の中、こっそりと負担が増えている所がある。
医療と福祉だ。
母が入院している病院で、後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額認定証の提出を求められた。
市役所で手続きをして発行してもらっていた物が、7月31日で有効期限切れになっていたからだ。
継続発行、更新をしてもらうために市役所に手続きをしに行った。
「8月から基準が変わったので」
収入は、変わらずどころか減っているのに、あっさり対象から外されていたのだ。
当然、医療費の支払い額は跳ね上がる。
いずれ改定するにしても、今じゃないでしょ。
今まで福祉が必要だと判断して引いてた線引きを、コロナ禍の今引き下げるって、決まっていたとしても延長する判断はなかったのかと疑問に思う。
「次の給付金は、困っているところを助ける」
という議論が出ている中、今困っているところを、締め上げてどうするつもり。
デイサービスも、国はコロナ対策のために、利用者の負担額を増やした。
「デイサービスの利用者は年金収入だから、コロナ禍でも所得に変化は無いだろ」
という発想なのだろうが、要介護度3・4が、介護する人なくして生きていける訳がない。
介護する側と、される側は一体なのだ。
介護する側の所得が減れば、世帯所得は減る。
介護離職で収入がなくなれば、介護をされている親の年金から食費を出すしかない。
ある意味年金収入も減っているのだ。
実際にも、去年と比べて年金額は減っている。
結局、世帯所得で言うと、ウチでも去年に比べて150万円ほど所得が減ったのだ。
私の所得が無くなったのは、コロナ禍が主な原因ではないので、持続化給付金の対象にはならない。
主な原因は、在宅医療介護の要介護度3に、在宅介護の要介護度3が追加になったから。
二人介護になったのだ。
でも、報道を見ているとコロナ禍が原因なのにもかかわらず、保証が受けられずに失職している人もたくさんいる。
その中には、在宅介護をしている人も居ると思う。
介護で所得が変わらないというのは、妄想でしかない。
なのにコロナ禍の今、いろんな所で負担増に出くわす。
そんな介護離職者に、ベーシックインカムを。
ちなみに。
今、国勢調査の最中なので、記入表に記入した。
11の仕事に関する項目で、家事の下に介護という項目もあれば、介護離職者の人数がおよそ分かるのに、なぜ今それをしない。
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