在宅医療介護で二人介護なので愚痴の一つも言ってみる。

如月しのぶ

まえがき

 私は今、親の年金で生活している。


 理由はタイトルでネタバレなのだけれど、要介護度3を二人介護するとなったら、もうプチ介護施設状態。


 医療介護というのは、医療行為も必要ですよという意味で、介護施設で言うと介護士さんの仕事と、介護士ではできない看護師さんがする仕事を、家の中で家族がしているという状態なのです。


 カクヨムで誰かエッセイを上げてないかなって、「在宅介護」で検索したら、誰も居なかった。

 これは書籍化のチャンスかもと思った。

 でも、「介護」で検索したら先人がいた。


 でもいい、それでも書籍化を目指そう。

 そして印税生活…、

ではなくて、

多くの人に知られることで、国にプレッシャーをかける。


 介護離職に落ちて、でもまだ生活保護までは落ちていない同志達にベーシックインカムを勝ち取ろう!


 コロナの話題で「休業要請」について、「強制力を持って、その代わりきちんと保証する」という話を何度も聞いた。

 在宅介護で「もう嫌だー」って逃げたら、「保護責任者遺棄罪(刑法218条1項)」で刑事事件、刑務所にだって入れられる。


 滅茶苦茶強制力あるやん!


「社会保障費削減」とか、「施設から自宅へ」って、政府の方針で在宅介護拡大してる。


 だったら、就職できないほどの仕事量になって、離職している人には、保証しないとダメなんじゃないの?

 制度の基準で、都合よく「世帯」と「個人」を使い分けてるけど、なんか、おかしくない。


 介護している離職者個人にベーシックインカム出したら、それを介護費用に足して、ショートステーで、年間何日かは休めるやん。

 重労働で、365日休みなし、賃金なし。


 収入ないって、選択肢もない。


 政府は、家族3人位で一人の介護をしているイメージで拡大進めてる気がするけど、一人で二人の介護しているケースも有るからね。


 だから、保証は必要。

 だって、拡大の限度が、お金でわかるやん。


 急に支給額が増えたら、

それ、アカン所まで広げすぎた証拠でしょ。

 結論ありきの、甘い前提で制度進めて、何回も失敗してるの、覚えてるで。


 そういう歯止めのためにも、介護している個人への補償は必要。


「一人で親の介護していた子供が病死して、そのせいで、親は餓死」


 ニュースは、「心中、殺人事件じゃなくて良かったね」ってトーンで報道してるけど、それって、制度的に大問題ちゃうの。


 この先、団塊の世代が介護になったり、就職氷河期の非正規雇用がその面倒を見るようになってくる。


 介護中もだけど、離職したら国民年金の保険料免除になる。

 当然支給額も減る。


 介護が終わる頃には、年金支給年齢位になってる。

 仕事もない。年金の受取額も少ない。

 生活保護に落ちる。


 今からでもちゃんと調査して、在宅介護の範囲とあり方をよーく考えて、制度作っとかへんと、


生活保護の手前で食い止めんと、


社会保障費、高 こ つ く でぇー。

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