14つめ 嘘つきな英雄

嘘つきな英雄


憧れていた 大好きだった

大きな背中 待っていたのに


帰ってくるって嘘も

もう会えないってことも

小さな僕じゃ 間抜けな僕じゃ

見抜けなかったよ


最後の言葉の裏も

僕の「いってらっしゃい」も

何考えて 何を思って

もうわからないよ


あなたの顔も あなたの声も

徐々に消えていってる なのに

この想いとか ifな願いは

徐々に強くなってる なんで


会いたいって言いたい

会えないって知ってる

その繰り返し その繰り返し

会いたいって言えない

会えないって認めず

弱気な希望 消せない希望


憧れていた 大好きだった

大きな背中 僕の英雄

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詩というより歌詞っぽいものの寄せ集めww 古木 泉 @20000501

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