3つめ スーサイド

 もう 生きるのに 疲れてしまって 

 死にたい

 死ねない

 死にたくない

 曖昧な思いが 行き来しても

 天秤はただただ揺れるだけで そんなことしてるに夜が明けて

 いつものように準備をして 結局普段の生活をして

 こんなこと無駄だとわかっていて それでも繰り返してる自分がいて

 誰か変えてくれる人を探して いつも通りの仕事を続けてる


 もう どうすれば いいのかなんて

 知りたい

 知らない

 知りたくない

 わからない思いが 渦巻いても

 地球はただただ回るだけで そんなことしてるに夜が明けて

 いつものように準備をして 結局普段の生活をして

 こんなこと無駄だとわかっていて それでも繰り返してる自分がいて

 誰か変えてくれる人を探して いつも通りの役目を果たすだけ


 もう 生きるのに 疲れてしまって

 死にたいと強く願った

 それでも死ねない自分の

 死にたくない欲望が残る

 曖昧な思いが 行き来しても

 どちらかに傾くことなどなく ただただ揺れて惑わせるだけ

 それを眺めるのは時間の無駄で なのに頭から離れなくて

 それなら全てを諦めて ひとり夜が明けるのを待とう

 太陽が昇るまで 歌って

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る