part 2
全日程を十日かけて行われる関東大会では、広大な会場敷地内に各高校の宿舎が用意されていた。
宿舎は一カ所にまとまらず、相当の距離を置いて設置してある。
その一角、ログハウス風に木組みで作られた宿舎での事。
明日に関東大会の二回戦を控えた状態で、継実高校の部長、弐ノ神は宿舎の談話室で因縁ある相手の勝利を聞いた。
「そうか……。ヒーロ、勝ったか」
強面の口角を吊り上げると、虚空を睨みつけるようにしたまま笑った。
「あいつとは決勝で斬り合う予定だからな。こんな所でつまづかれたら話にもならん」
と、それを聞いた部員の一人が笑う。
「弐ノ神サン、その話って本気だったんですか?」
「三上。お前は本気じゃなかったのか?」
三上と呼ばれたその部員は半眼で肩をすくめて見せる。
「当たり前ですよ。あんな奴と正面から戦えるわけないじゃないですか」
囲んで一斉射撃で木っ端みじん! と腕を振り上げる三上。しかし言い終えると同時に、力なく腕を下げる。
「なんて、本来なら勝てるはずの作戦を考えた所で、結局あいつは剣一本で何とかしちゃうんですから俺にゃお手上げです。決勝で当たった時には、弐ノ神サンが正面からあいつと切り結んで下さい。俺たちゃサポートに徹します。正直、あんたらの剣の間合いに割って入るなんざ自殺行為だ」
ぺらぺらと口の回る三上を見て、自他ともに口下手を認める弐ノ神は苦笑した。
「一之瀬にも、教えてやらないとな」
そして何気なく口に出して立ち上がると、談話室の棚に置いた写真立てを見た。
「それとも、わかりきった事を言うなとでも言われるかもな」
写真には弐ノ神と肩を組む少年がいる。
「だが……。俺たちは決勝でヒーロを倒す」
確固たる決意を込めて、弐ノ神は呟いた。
「その前に決勝まで行かなきゃーなりませんけどね」
茶化すような三上の言葉を振り払うように弐ノ神は返す。
「俺を誰だと思っている。正面から剣を交えて、ヒーロ以外には絶対に負けない」
唸るように言う。三上は地雷を踏んだとばかりに慌てて首を振った。
「いや、いやいや、何も弐ノ神サンが負けるなんて思っちゃいませんよ? でもほら、例えば俺たち下っ端が早々に負けちまって、弐ノ神サン一人になったら、とね。さすがの弐ノ神サンだって、それこそ囲まれて四方八方から銃撃を受けたり、狙撃されちゃ剣を構える前にやられちまうだろ?」
にへら、とした笑顔で取り繕うように言葉を紡ぐ三上。弐ノ神は口元でだけ笑って言う。
「そのために、お前たちがいるんだろ? 期待してるよ、狙撃の天才」
「まぁ……。確かに、そこは真面目に任せて下さい。一之瀬サンともあんたを守る約束をしたんだ。遠慮なく、正面から戦って下さいよ」
それきり、二人は会話を中断すると、写真に写る一之瀬という少年について思いを巡らせた。しばしの沈黙の中、二人が思い起こすのは半年前の事だった。
継実高校は関東地域の小さな公立高校で、特に珍しい何かがある学校ではなかった。目立った事件もなければ、偏差値も入学金や授業料も平均的な、普通の学校。
弐ノ神はそんな普通の学校にとって、嵐を呼ぶかのように現れた。
「弐ノ神龍也だ」
ぶっきらぼうな一言で自己紹介で終えた弐ノ神は、転校の挨拶をそれしか言わなかった。
筋肉の鎧を纏ったような巨体と強面も相まって、弐ノ神に話しかける人物はいなかった。いたとすると、目を付けた上級生や不良を気取る同級生がそうなのだが、弐ノ神を何らかの形で害そうとした者は悉く返り討ちにあった。
果たしてよくある話では、実は弐ノ神少年は優しい心を持っていたのだが、と続く。
しかし現実の弐ノ神は、そんなモノローグとは一切無縁。正真正銘、暴力を躊躇しない男だった。
「殺されてぇのか?」
などと言葉をかけたのは、殴打され続けて既に意識も途切れ途切れになった相手である。
容赦なく気に入らない相手を叩きのめす弐ノ神は、ごく普通だったはずの継実高校に混乱と恐怖をもたらした。
しかし弐ノ神が二年生の時、事態は変わる。
継実高校の機装部の新部長となった生徒が、弐ノ神に決闘を申し込んだのである。
その生徒は小柄で、どう見ても弐ノ神を相手に何かができるようには見えなかった。勝負にもならない、と下手な冗談を聞いたような気持ちで笑った弐ノ神だったが、相手は本気だった。
一之瀬と名乗った少年は機装による試合を要求し、自分が勝てば機装部員として今後の試合や大会に参加するよう弐ノ神に言った。
殴り合いなら自信があるが、と初めて機装を見た弐ノ神は僅かに狼狽えた。しかし身体を使った戦いである以上、どう見ても自分より腕力も体力も劣る相手に負ける気はせず、もし弐ノ神が勝った時は現実での殴り合いで二回戦を行うという凶悪な条件で決闘を受けた。
一之瀬少年がそれすら快諾したのは弐ノ神にとって予想外だったが、そうして決闘は執り行われたのである。
その結果、大方の予想に反して弐ノ神は惨敗する。
互いに使った機装は同じものだったのだが、弐ノ神は一方的に嬲り殺しにされ、手も足も出ないまま装甲を破壊され、手足を砕かれ、最後に頭部を粉砕されたのである。
この結果に激怒した弐ノ神は、コクピットを降りると怒りのままに一之瀬に殴り掛かった。
当初の約束などもう頭にはなく、この生意気な相手を叩きのめしてやるという一念で拳を振った。が、その拳は宙を泳ぐ。
「なっ……!」
ゆらゆらと動く一之瀬は弐ノ神の暴力を回避する。
振った拳は腕の外から弾かれ、あるいは避けられた。蹴った脚は同じく逸らされ、時には出だしを足で潰された。
そしていい加減に疲れ切った弐ノ神は、全身を使った体当たりで突き飛ばしにかかった。が、一之瀬の掌底が眼前で閃くのを最後に記憶を失ってしまう。
体重と力の全てを乗せた体当たりは、そのまま一之瀬の繰り出したカウンターに上乗せされ、弐ノ神の顎を打ち抜いたのだとわかったのは、弐ノ神が意識を取り戻してから数分後の事だった。
「な? 君は力の使い方を間違ってると言ったろ?」
にやりと笑った一之瀬は、弐ノ神を助け起こした。
「さて。ようこそ! 継実高校、機械装甲戦闘部へ!」
完膚なきまでに、と言って良いほど見事にやられた弐ノ神は、そこで再び一之瀬に殴り掛かるほど浅慮でもなかった。
かくして、校内に暴力の嵐を吹き荒れさせるに至った弐ノ神は、正面から叩き潰される事で沈静化するに至ったのだ。
「力の余ってる奴は、どんどんウチの部に入って欲しいね。弐ノ神君、そういう人がいたら紹介してよ。機装ってのは、戦闘意欲が大事なんだ。相手をね、やっつけてやる! っていう非常に暴力的な気持ちが必要なわけ。野蛮で凶悪な方が勝つんだ」
気取った風に言う一之瀬の言葉は、まさに一之瀬自身の手で証明される。
学内における素行の良くない生徒を軒並み入部させると、機装部として次々と大会実績を残したのだ。
「弐ノ神はアレだな。白兵戦のセンスがあるよ。特に刀剣を使わせると強い。騎士だね」
「やめろ恥ずかしいから」
「いや、騎士って感じあるよ。僕が主君ね」
「勝手に決めるな」
「頼りにしてるからね。危ない時は守ってよ」
「やめろ」
かくして、二人を中心に継実高校の機械装甲戦闘部は現在の形に向かう。
司令塔の一之瀬と、最前線で敵を蹴散らす弐ノ神。
そして、後に加わった三上による狙撃が弐ノ神を後方から補助する作戦は、継実高校を地区大会で優勝させるに至った。
十数名から成る柄の悪い彼らは、荒くれ者の集まり、と揶揄される事も多かった。
しかし結果を出して行くに連れて、それは一之瀬の思い描い通り。まさしく騎士団の様相を呈して行った。
一之瀬を中心として部には規律が作られ、常にむき出しだった闘争心は試合の時のみ相手に向けられるようになった。
誰に強制されたわけでなく、部員たちは一之瀬の強さを尊敬し、その下で力を発揮したのだ。
ひとたび試合となれば、一之瀬の指揮を受けた圧倒的な敵意と暴力が相手を飲み込む。
彼らは間違いなく、負けなしだった。
一色翼という男が現れるまでは、そうだったのだ。
「イッショク?」
「じゃねぇよ。一色と書いてヒーロって読むんだ」
「……そんな細い身体で、一人でやろうなんて舐めてんのか?」
「は、やってみてから言えよデカブツ」
「あぁ? やんのかガリ」
「おぉん? やってやるから来いよどうした?」
「あぁぁ?」
「おぉん?」
練習試合という形で現れたその男は、弐ノ神と正面から睨み合った。
だが蓋を開けてみるとその結果は、大振りの剣一本だけで弐ノ神を圧倒。
三上の狙撃をかいくぐり、他の部員を蹴散らし、一之瀬の元まで単独で迫る。
そしてあっけなく継実高校は敗北してしまったのだ。
「てめぇ……。次は殺してやるから待ってろ」
「上等だ。何回でもやってやるよ」
その後、継実高校は一色翼所属のかもめ高校に幾度となく練習試合を申し込み、敗北。
次こそは、次こそはと作戦を練り、技術の向上に努めた。
やがて、弐ノ神と一色翼の白兵戦が拮抗するようになった頃である。
よく晴れたその日。背後から現れた信号無視の車に追突されたのは、一之瀬が乗る自転車だった。
「は……? もう一度言ってくれ」
「いやだからね、僕はもう機装に乗れないんだよ」
ははは、と力なく言う一之瀬と弐ノ神が会ったのは病院の一室。手足をミイラのように包帯とギプスに固定された一之瀬は、言った。
「両脚はもう動かない。右手は治るけど、もう今までみたいな細かい動きはちょっと、ね」
「なん……」
「だから、ここでみんなの活躍を見てるよ。中継されるし」
「そんな、お前はどうして……」
「どうしても何も、こうなっちゃったんだから仕方ないだろ?」
「違う!」
弐ノ神は、一之瀬の顔にへばりついた微苦笑を睨みつけた。
「どうして、お前は笑っている!」
あれほどの腕前を持っていた男が、その腕を失って、それで何を笑っているのか。
弐ノ神は怒り半分に吠えた。しかし、一之瀬はゆっくりと頭を振った。
「ま、悔しいさ。悔しくて悔しくて、たまんないね。泣いて暴れたいし、多分動けるようになったらそうするんだろうね。腕も足も痛くて仕方ないし、叫んで治るならいくらだって叫んでやるよ。あともう一歩で全国大会だぜ? 関東大会まで、やっと来れたんだ。でも、何て言うかな……。心配は、してないんだよ」
弐ノ神は後になっても、その時の事をよく覚えていた。
「僕がそう頼めば、君らは勝ってきてくれるんだろ?」
そして弐ノ神は自分の胸が熱くなるのを感じた。
「僕の騎士を、僕は君が思ってるよりも信じてるんだぜ」
「……一之瀬、お前が俺たちのボスだ。だから、頼むなんて言わずに命令してくれ。勝て、と命令してくれりゃ、俺たちは……」
「やだね」
一之瀬が言った。
「お前らに命令なんてしないよ。友達だろ? だから、頼むよ。勝ってくれ。ヒーロの野郎をぎゃふんと言わせて、僕たちが最強だって宣言してきてくれ。不良だ何だ、勉強ができないだ何だ、ぐだぐだ言ううるさい奴らに言ってやれ。だから何だ、って。勝ったのは俺たちだぞ、ってさ」
「…………わかった。頼まれた」
「あぁ。信じてるよ」
「でも騎士は恥ずかしいからやめろ」
「あれぇ? ここは頭を下げて剣を捧げて、我が君よ命に代えても……みたいなセリフがもらえると思ってたんだけどな……」
「俺はお前の騎士にはなれねぇ」
「つれないな。弐ノ神は」
それだけ会話すると、一之瀬は顎と視線でドアを指した。
「さ、そろそろ検査の時間だな。もー帰れ帰れ。ベッドで大男といつまでも長々お喋りなんて、看護師さんに見られて気分の良いもんじゃない」
「…………あぁ。そうだな」
弐ノ神は一之瀬の顔を見ると、素早く背を向けた。その顔を見ないように。
「……雨が」
自分のような男を仲間にしてまで勝ちたかったような男が、笑っていられるわけはなかったのだと、弐ノ神は拳を固めた。
「雨が、降ってるようだ、な」
きっとそれは室内にだって降っているのだ。弐ノ神はそういう事にする事しか思いつかなかった。
「ふ、あはは……。そうだな。だから早く、帰った方が良い……」
「あぁ。そうするよ」
そして弐ノ神は後ろ手にドアを閉めるように部屋を去る。
ドア一枚の向こうから聞こえる堪えきれなかった嗚咽と、鼻をすする音はきっと一之瀬のものではない。
一之瀬の目元が、頬が濡れていたのは涙が溢れたからでも、泣いていたからでもない。俺たちのボスが、俺たちの前で涙を見せるわけがない。
「俺は、騎士にはなれない。そんな資格はない。俺は……何故なら……」
背後に一之瀬がいる中で、その続きを口にはできなかった。
そして、一之瀬が部長の座を弐ノ神に譲渡したのはその翌日だった。
一之瀬の思いを受けた継実高校は、ここ県大会でもその強さを見せた。
弐ノ神の一撃は速さと重さを増し、三上の狙撃は精密さを極める。
司令塔である一之瀬を欠いた状態ではあったものの、継実高校の勢いは止まらず、一回戦を難なく突破。順当に行けば決勝で因縁の相手、かもめ高校のヒーロに当たる事だけが懸案事項となるばかりであった。
そして、二回戦を明日に控えた宿舎にて。弐ノ神は自室の椅子に腰かけたまま自らの機装を整備していた。
「これだと少し圧力が強いか……?」
機械装甲は全長にして数十センチしかない。
その大きさに、ありとあらゆる工夫を凝らし、部品にこだわり、各個人が改造を繰り返して完成する。
その改造はコクピットのスキャナーを通して仮想空間に再現されるわけだが、その際に機装にあった微妙な傷から歪みまでも、正確に再現してしまう。そのため、試合の前に整備を欠かす事はできない。
「む、こんなもんか……」
弐ノ神は武器として振り回す必殺の一振りの点検、整備を終える。ぐ、と大きく伸びをして明日の試合を考えた。
相手は家鴨高校。
十数人から成る部員より、五人を選抜してチームを作るのが普通なのだが、家鴨高校は何故か部員数がたったの三人しかいない。最初から二人足りないのだ。
それでどうしてここまで勝ち残ってきたのか疑問ではあるが、おそらく抜群のチームワークなり、強力な個人技なり、何らかの理由があるのだろう。相手にとって不足はない。
弐ノ神はふんと鼻を鳴らすと、家鴨高校の姿を壁に幻視して睨みつける。
目立つ連中だったので、開会式の時にちらりと見たのがそのまま記憶に残っている。
全員揃って小柄で、というか自分にとって完全にチビ。自らと比べれば腕力も体力もゼロに等しい。
もちろん、一之瀬がそうだったのだから甘く見るつもりはない。
女子供がキャッキャと遊んでいるようにしか見えなかったが、同じ舞台まで上がってきた以上は相応の実力があるに違いない。
「慢心はない。油断もない」
冷静にじっくりと思考し、家鴨高校の面々を一刀両断に斬り捨てるイメージを明確に描く。
一之瀬の隣に立つために、終ぞ勝てなかったヒーロを打倒するために、数え切れないほど剣を振ってきた。機装を扱うにあたって知識もつけた。
「…………」
ゆっくりと目を閉じて集中した弐ノ神は、明日の試合をシミュレートする。しかし、その精神は唐突に現実に引き戻された。
「弐ノ神サン!」
猛烈な勢いでドアを乱打され、集中を掻き乱される。三上がドアの向こうで叫んでいる。
「弐ノ神サン! いるだろ! 早く!」
何事か、と若干の苛立ちを覚えながらドアを開ける。すると三上が青ざめた表情で携帯電話を握りしめ、言った。
「一之瀬サンが危ねぇってよ!」
なんだと! と言葉に出たのは、既に三上を跳ね飛ばして宿舎を出ようとした時だった。
「容態が急変したって、合併症を引き起こしてるって、家族とか、そういうのは今すぐ来てくれって、病院から!」
「……っ!」
弐ノ神は慌てて外に飛び出すが、果たして病院まで行く方法がない事をそこで初めて思い知った。
時刻は深夜。バスや電車も走ってなければ、タクシーがすぐに捕まるとも思えない。
病院の住所も場所も知っているのだが、走って行けるような距離でない事は重々承知である。
「く、そ……!」
ぎりぎりと歯を食いしばり唸ると、三上が宿舎ガレージに向けて走り出すのが見えた。
「弐ノ神サン! 俺のバイクがある! 乗ってくれ!」
「よし! すぐに出せ!」
三上の言葉を受けて弐ノ神もガレージに向かう。そこには三上が普段から乗っているバイクが一台。
迷う事なく弐ノ神は三上の後ろに乗ると、引っ掛けてあるヘルメットを被った。
「スピードメーターは見ないで下さいよ! 制限速度が何キロか何て話をしてる暇なんざぁ、ありませんからね!」
三上はヘルメット越しにそれだけ言うと、アクセルを開いてガレージを飛び出した。
「どれくらいかかる!」
会場敷地を出た後、風と共に景色がぐんぐん流れていく中で弐ノ神は言った。
「さてね! 信号次第ですかね!」
そんな事を言いつつ、三上が冷静に到着時間を計算している事を弐ノ神は察していた。だが、時間を言わないという事はそれなりの時間がかかるのだろう。
「赤信号の意味は何だったかな!」
急かすように弐ノ神は言うのだが、三上は苦笑で返した。
「いやいや、勘弁して下さいよ。さすがに交通事故でも起こしちゃマズい。赤信号の意味? そんなの知ってるに決まってるじゃないですか。やだなぁ、言わせないで下さいよ。んなの、小学生だって知ってますよ?」
そして溜め息と共に、しかし三上はアクセルで返事を返した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます