アワイン著『大正之半妖物語』
こんにゃー水銀あんじゅです。今回はツイッターで募集した企画、#RTしたあなたの小説を12星座に当てはめます。をやっていきます。企画の都合上、ネタバレの恐れがありますことをご了承ください。
作品概要
とある村に生まれた紅葉(こうよう)という少年は、なぜか、ものに力そのものを分け与える能力を持っていた。そしてその力は感情によって左右されるものだったが、年を経ることに操れるようになっていた。しかし住んでいる村の人々は、その力を恐れ迫害し始めた。
そんな折、とある男が紅葉を助ける。その男は紅葉の能力は、半分人ではないから備わっているものだと教えてくれる。そして居場所を与える代わりにやってほしいことがあるといわれる。それは、妖怪の世界と人間界の秩序を保つための組織で働いてほしいというものだった。
それから数百年の時が経ち、紅葉はその組織を通して、とある少女を助けることとなる。
主人公の12星座イメージは?
ここでは冒頭を担当している、紅葉(こうよう)を主人公としてみます。紅葉は不思議な力を持っていて恐れられるため、蠍座でしょう。
なぜなら、蠍座は魔術も司っているためです。ここで言う魔術とは、得体のしれない不思議な力です。本人すら知らない出自不明の能力は魔の力そのものであり、村人を恐れさせるには十分でしょう。
主要舞台の星座イメージは?
この作品は半妖が主人公の一人ということと、群像劇ということもあってか、舞台が変わります。それは単純に場所の移動ということだけではなく、時を経て変わっていくということもあります。
紅葉の置かれる立場は、時がたつことによって変わっていきます。時を司るのは、時の神クロノスが司る、山羊座でしょう。山羊座は伝統や歴史という意味もあるため、この大正という時代にスポットライトを当てている本作にはイメージもあっていると思います。
文体の星座イメージは?
作品自体は群像劇ということで、三人称で複数視点です。どちらかといえば、情景や人物の動作の描写が多く、心情はさらっと書いてあるのが特徴のように思えました。そして一文が短めです。
物事の観察をするといった点から、興味を思ったものを観察することが好きな双子座の要素を感じました。
まとめ
全体的に蠍座の管轄の物が沢山出ている印象でした。怪異、妖怪、不思議な力などは全て蠍座が司ります。
素敵な作者さん情報
アワインさんは、小説家になろう、ノベルアップ、ツイッターで活動なさっています。
次回予告
次回は、七夕ねむりさんの『恋影レーヴ』の予定です。
この企画について
企画の進捗についてはツイッター内のハッシュタグ、 #RTしたあなたの小説を12星座に当てはめます第一弾進捗 をご覧ください。
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