百瀬麟太郎著『罪に願いを 怠惰の継承者』
こんにゃー水銀あんじゅです。今回はツイッターで募集した企画、#RTしたあなたの小説を12星座に当てはめます。をやっていきます。企画の都合上、ネタバレの恐れがありますことをご了承ください。今回は、異世界転生シリアス冒険FTの紹介です。
作品概要
生前の記憶が、名前すらない飯島璃空(いいじま りく)は、創造神クロノスによって第二の生を与えられることに。その代わりとして異世界に転生し、七つの大罪と呼ばれる悪魔を滅ぼしてほしいと依頼される。
璃空は自分でも不思議に思ってしまうほどすんなりとその条件を受け入れて、異世界へと転生することになったが。といったお話です。
主人公の12星座イメージは?
飯島璃空自身は昔からいるヒロイックな主人公像です。人々のために戦うことを厭いません。
しかし彼の不思議なところは、彼の生い立ちが分からず、その思いがどんな経験から生み出されているのかまるで分からない点です。そのためか、とても王道な、自分を顧みず人々を助け、敵にも恐れを感じながら対話を試みる行いも、どこかいびつに見えます。
分からないけれども怖くても動くというのは、チャレンジ精神旺盛な牡羊座を思わせます。そして人々のために動くのは、心で通じ合うことを大切にする蟹座のように思えます。
どこか機械のような無機質な感じは、どこか一線を引いているようにも思えます。どんなことでも頭で割り切って俯瞰で考えるのは、水瓶座です。水瓶座は機械工学とも関わりがあります。
主要舞台の星座イメージは?
舞台自体は悪魔を倒すという目的があるため、変わっていきます。しかしどの舞台でも変わらないのは、璃空がその土地の人々と心を通わせようとするところです。それは味方か敵でも分け隔てなくです。
この心を通わせようとする言動は、何か目的があるわけではなく自然とそうしてしまうように思えます。心を通わせようとする星座はいろいろありますが、璃空は無自覚にやさしくしてしまうように思えました。そのため、人に安らぎを与えようとする蟹座のように思えました。
文体の星座イメージは?
この作品は途中で人称が切り替わります。第三にいた物語から霧の向こうにまでは、一人称単数視点。命拒む世界にいた少女からは、三人称複数視点です。しかし基本的に璃空の心情を交えて書いています。
主人公を中心に地の文を書くのは、自己表現や演出能力を司る獅子座を思わせます。
まとめ
話の流れから感じるのは、情や衝動から動くといった点です。その辺りは蟹座や牡羊座の印象が強く感じます。
素敵な作者さん情報
百瀬さんは小説家になろうや、ツイッターで活動なさっています。
次回予告
次は、にくまもさんの『何で死ぬのに生きてるんですか〜ネズミに転生した最強闇魔法使い、銀髪の少女のペットになる〜』の予定です。
この企画について
企画の進捗についてはツイッター内のハッシュタグ、 #RTしたあなたの小説を12星座に当てはめます第一弾進捗 をご覧ください。
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