志戸呂 玲萌音著『お茶を飲みながら-季節の風にのって-』

こんにゃー水銀あんじゅです。今回はツイッターで募集した企画、

#RTしたあなたの小説を12星座に当てはめます。をやっていきます。

企画の都合上、ネタバレの恐れがありますことをご了承ください。


今回はヒューマンドラマの作品を描いている、志戸呂 玲萌音(しとろ れもね)さんの作品です。


作品概要

裕福な家庭の少女たちが通う、精涼女子学院に通っている茉莉香は、いじめに遭ってしまい不登校になってしまった。そんなとき自宅のマンションに入っている紅茶専門店 les quatre sisons(レ カトル セゾン)に立ち寄ったことが、茉莉香の生活を変えていく。日常系青春ヒューマンドラマです。



主人公の12星座イメージは?

主人公の茉莉香は、人の輪を大切にしています。例えば、


茉莉香は自分の仕事をしながらも、常に未希に目を配り、そのたびに注意をする。その粘り強さは亘も舌を巻くほどだ。


という一文がありますが、周囲の言動に目を配ることが得意だと店長の亘からも言われています。この周囲への気の配り方は人々の調和を意識してのものでしょう。


それはこの一文からも分かります。


今まで茉莉香は、クラスメイト達を誇りに思い、愛していた。また、クラスの一員であることに自負を持ち、相応しい人間であろうとした。


茉莉花は、クラスという集団の輪も大切にしています。そこから不特定多数の人との交流を大切にし、人々との調和を重んじる、天秤座らしさを感じました。


主要舞台の星座イメージは?

やはりここで注目したいのは、紅茶専門店 les quatre sisons(レ カトル セゾン)でしょう。紅茶自体は飲み物の中でも香りや温度、そして勿論味わい深い飲料だと思います。そこから快不快を重視し、五感が鋭敏な牡牛座を思い起こされました。


文体の星座イメージは?

この作品は三人称複数視点です。主人公の茉莉香の視点が中心ですが、喫茶店が舞台ということもあり、様々な人に視点が飛び、そこからさまざまなことが発覚します。しかし人物が変わっても、基本的に物事の状況説明、つまり目に見えるものや事実についての説明が多いため、具体的なことを重視する牡牛座のように思えました。


まとめ

基本的に紅茶の専門知識や、人物の肩書などの具体的な事実説明で話が進んでいきます。この二つは、どちらも目には見えない抽象的なことではなく、誰から見ても事実であるということが共通点です。

専門知識は未知の世界への探求が旺盛な射手座、そして肩書きなどからは、社会生活を表す山羊座が想起されました。


素敵な作者さん情報

志戸呂 玲萌音さんは小説家になろうとツイッターで活動なさっています。


次回予告

次回はりづさんの、『生き返る為に、異世界の神?様のお使いに行きます』の予定です。


この企画について

企画の進捗についてはツイッター内のハッシュタグ、 #RTしたあなたの小説を12星座に当てはめます第一弾進捗 をご覧ください。

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