　作者のPCであるチェルシーの目的が完了した後に書いたものです。この頃にはスカウトを習得している範囲攻撃持ち（ボルトザール、セリーナ、モッス、ルー）がファストアクションを習得するようになり（チェルシーも習得自体はしていました）、ボス相手でも先制を取って蹂躙する、という光景が何度も見られるようになりました。範囲攻撃に巻き込まれないよう、チェルシーは手番を後に回すことになるため、何もせずに戦闘が終わるという状況もありました。ほぼGMと兼任状態で、エネミーの処理もしていたので、暇ではありませんでしたし、寧ろ楽が出来てよかったのですが、もう一人の単体物理火力役であるルーのPL（そのルーも終盤にはソーサラーを上げてファイアーボールを連打するようになりましたが……）は、本当に暇だったかもしれません。とはいえこれはどうしようもない現象（トレジャーポイント強化を使うという手はありましたが、ほぼランダムエンカウントに近いゲームブックで、いちいち何を入れるかを考えるのはテンポが悪くなるので、最後まで使いませんでした）だったので、誰も悪くはないのですが。

　39日目時点で受けていた護衛のクエストですが、この時点で未だに完了していません。というのも、鉄道で引き返すと非常に日数がかかるため、それなら先のエリアを攻略するついでに達成した方がいいだろうとなったためです。とはいえ護衛対象は貧弱（データ的には匪賊の雑兵）ですから、なるべく早く戦闘を終わらせなければならなかったのですが（これもあって戦闘速度がどんどん加速していきます）。そして最終的に、ある方法でこの問題を解決してしまいます。それはまた今後の捕捉で語っていきたいと思います。