才能って
子供の頃に時々考えていた事がある。そして大人になった今は、それほど考えなくなったけど、やはり思い出したように考える事がある。才能って何だろうと。
世の中には沢山の人がいる。そしてとても素晴らしい才能を持っていて第一線で活躍する人がいる。彼ら彼女らは特別な存在なのだろうか?
世界的なバレリーナの森下洋子さんは言っていた。レッスンを1日休むと自分に分かり、2日休むと先生に分かり、3日休むと観客に分かると。第一線で活躍するのは才能もあるのかもしれないが、弛まない努力が必要なのだと思う。好きで堪らない、やめる事ができないほど好きで、時間を忘れて没頭してしまうくらいの物。飽きが来なくて、ずっと何十年でも続けられるもの。そしてそれを苦だと思わないもの。1%の才能と99%の努力だと誰かが言っていた。
では、誰でもどんな人でも何かしらの特出した才能はあるのだろうか?もしかしたら本人が気付いていないだけで、どこかに眠っている才能があり、それを運良く見つけられた人がとてつもない才能を持っていると考えられているのだろうか。巡り合わせというか、これだけは譲れないとか、これは好きで好きで堪らないとか、その事に、鍛錬する事に、没頭できるものに出会えたとしたら、それが才能なのではないだろうか。
そう考えると、色々なものに挑戦してみないと何が向いているのか、好きで堪らないものは何なのかと言うことも分からないだろう。そして私は残念ながらそこまで好きで堪らない物に出会えていない気がする。今までにこれ好きだなと思ったものはいくつもあるけど、飽きたり苦しくなったり興味がなくなったりでいつの間にか止めている。やはり情熱を持ち、その事を続けていける事が才能なのかと思う。
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