心臓の話
心臓は脳と一対らしい。脳が指令を出してそれぞれの臓器などを動かしていると思われていたけど、最近の研究では心臓は意思を持っていると言うことがわかってきたそうだ。
心臓移植をした人は、ドナーの記憶を持つと言う。アメリカで、ある青年の心臓を移植した人が食べ物の好みが変わったそうだ。移植された方の人は以前は野菜などの健康的な食べ物を好んで食べていたそうだが、移植後はドナーの好物だったチキンナゲットをよく食べるようになったとか。以前はそう言う体に悪そうなものは食べなかったのにファストフード好きになった。ドナーの情報は一切知らされていないのにだ。また、別の人では犯罪被害者の心臓を移植したら、知らない男に襲われる夢を何度も見るようになった。その夢の人相の男を探し出したら犯人逮捕に繋がったらしい。
心臓は血液を循環させるポンプのような役割としか考えられていなかったが、ホルモンのような物質を作って脳に与えているそうだ。脳がストレスを感じると、心臓が作用して落ち着かせる。それが上手くいかないと、鬱になるとも。
日本で心臓の細胞を培養をして、立体的な心臓を作ることに成功したらしい。心臓アルカノイドというものを作ったそうだ。心臓のような物という意味の立体型の心臓で、心臓病や移植などに期待されている。もともとは平面の心臓の細胞は出来ていたそうだが、立体的な物は世界に先駆けて日本で初めて作られたらしい。
永遠の命の可能性が広がった。そう言うものを使って寿命が半永久的に伸びたらどうなるだろうか?もっと色々なことに挑戦し、様々な可能性が広がるだろうか?100年後200年後の未来を見てみたい気もする。
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