初!手作り餃子

餃子を作った。実は餃子を作るのは初めてだ。もうかなり長いこと主婦業をやってきて、色々な料理を作ってきたけど、餃子に関しては、チルドや冷凍餃子もしくは専門店の焼いてある物を買ってきて食べるという事をやってきた。




時々、料理のレシピサイトを見て、晩ごはんの参考にするのだけど、餃子はなんとなくめんどくさそうで、スルーしていた。ボールにひき肉を入れて、みじん切りにした野菜を入れて粘り気が出るまで手で揉み込む。肉の冷たさを我慢しながら素手でネチャネチャした感触を感じながらというのが、どうも好かない。でも、どういう風の吹き回しか、急に自分で手作り餃子を作ってみたくなったので、材料を買ってきた。




手につくネチャネチャ感はそれでも許せなかったし、私は楽して簡単に美味しく出来る事を普段から心がけているので、手で捏ねることがない方法をとった。毎日やるものに面倒なことは続かない。出来るだけ簡単に。だから、野菜保存などに使うポリ袋と割り箸だ。平野レミだったか、料理研究家の人が以前にテレビでポリ袋を使っているのを見た事があった。

 


ポリ袋に豚ひき肉を入れ、水で戻した乾燥玉ねぎを沢山入れ、市販品の餃子の素を入れて、ポリ袋の外から粘り気が出るまで揉み込んだ。餃子の皮は、初心者なので薄皮のものではなくて、普通の厚さのものにした。皮に割り箸でタネを入れて餃子を閉じる。縁に水を付けるらしいが、水は付けずにそのまま手で押さえて閉じた。フライパンに油を多めに引き、くっつかない程度に並べていく。少し焼いて水を紙コップ三分の一くらい入れて蓋をする。肉が茶色になったら蓋を取り、水分を飛ばす。時々餃子の下を菜箸やフライ返しなどで突っつかないと、焦げ付いてしまうので注意が必要だ。水を付けないと、閉じ目が開いてしまうのかな?と思っていたけど、開かなかった。あの水を付けるという工程は何なのだろう?省けるということがこれで確認された。





夕食に手作り餃子を出した所、いつもより肉が多くて食べ応えがありで好評だった。男性や中高生男子は肉多めが喜ぶようだ。食感は乾燥玉ねぎが結構シャキシャキしていて、肉肉しくてシュウマイっぽい。ポリ袋と、割り箸なので洗い物も出ないので後が楽ちんだ。油でギトギトのボールを洗うのがすごく嫌いなので、この方法はとても簡単だったし良かった。これならまた作ってみようという気になった。今度は生姜やニンニクのチューブを入れてみようかな。調味料の味付けを変えてみるのも悪くないかも。だんだん創作料理になってしまう気がした。




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