第2話 追憶
ああああああああああああああああああああああ!!!!!東雲研究所に永久就職したあああああああああい!!!!!博士となのちゃんと僕とサカモトさんで一生平和に暮らしたあああああああい!!!!
…すみません。少し取り乱しました。気を取り直して、今日も日記をつけていきたいと思います。
今日は午前中に家の大掃除をしました。暇だったので。いつもなら空いた時間は全て惰眠に捧げますが、今日はちょっとがんばっちゃいました。
押入れの奥底から思い出がたくさん出てきました。中でも懐かしかったのが、中学生の時に描いた小説です。タイトルは、「鈍色の君へ」
もうこの時点で恥ずかしいですね。なんだよ「鈍色の君」って顔色悪すぎだろ病気かよ。内容もかなり強引で、平安時代を舞台としたラブストーリーなんですけど、序盤で登場人物増やしすぎて収集つかなくなって、最終的にヒロインと主人公をくっつけるために邪魔になった奴らを全員疫病で殺してました。悪魔ですね。僕がこの世界の神様じゃなくてよかったと心から思いました。
……眠い。今日はよく眠れそうです。おやすみなさい。
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