日記
生バナナ先生
第1話 虫の声
なんとなく眠れなくて、暇だったので日記を始めました。風が気持ち良くて虫の声がいい感じな夜です。窓から入ってくる街灯の明かりもいい味を出してますね。こういう夜が僕は好きです。
悲しい夜や辛い夜はどうしてますか?僕は寝ています。起きてると思考がグルグルして辛いから。目をつむって何も考えず、呼吸や外の音に集中して何も考えないように努めます。そうするとだんだん意識がぼんやりしていって、気づいたら夢の中です。夢の中の僕はいつもふわふわ空を飛んでます。あったかくて気持ち良くて、このままずっと漂ってたいと思います。できないんですけどね。朝が来ますから。
ときどきどうしても眠れない夜もあります。寂しくて不安でしかたなくて。だれかと一緒にいたいなって思うんですけど、恋人もいませんし家族は遠くにいますからね。布団を抱きしめて時間が経つのを待ちます。小学生の時からずっと変わっていません。こういう夜はどうにかして乗り越えるしかないですね。
恋人が欲しいですね。最近痛烈に思います。昔お付き合いしていた方のことを思い出します。辛い夜に彼女が一緒にいてくれると不安が和らいでいました。正直誰でもいいんです。こう言うことを言っては怒られてしまいそうですけど。誰かにそばにいて欲しい。寂しいのは嫌です。
まあ端的にいうとアレですよ。おぎゃりたい。
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