家族とステータス

物凄く気持ちがいい。ふわふわした感じ。だそういえば私は寝て

たっけ。確か足ひっかけられて転んだ直後床が白く光って…

はっ。じゃあここはどこだろう。コンコン。ドアが叩かれたよう

だ。取り敢えず「どうぞ」と言ってみる「失礼します」という声

がして入ってきたのは…

とてもきれいな女の子だった。何となくすごそうな雰囲気がある。でもなんでこんなとこにいるんだろう。

よし寝よう。

「あ~。ちょっと待ってくださいよ~」何故声がするのだ。

これは夢なはずのなのに。

「夢じゃないです~」

声に出してたっけ

「出してないですよ~」

じゃあなんでわかるのよ

「私が~女神だからです~」

…寝たほうがよさそう

「寝ないでください~」

嫌だ

「兎に角起きてください」

語尾抜けてるよ~

「いいから話を聞いてください。突っ込まずに。」

聞くまで帰らないタイプかな

「その通りです。聞いてくださいますよね?」

圧を感じる。さすが女神様?

「女神です~(泣)」

...

「ゴホン。貴方は「ユニシアの寵児」です」

「貴方は地球でいじめられていたでしょう?」

何故それを?

「ずっと見ていたからです」

「先ずはユニシアの寵児について説明します。

ユニシアとは今あなたがいるこの世界で地球とは違い、魔法が発


達した世界です。ある時、私は人間を作りました。貴方人間を作

った際、ほかの神々や私の力をつぎ込んだ魂なのです。本来はそ

のままユニシアの神に仲間入りするはずだったのですが、間違え

て地球に落としてしまったのです。それから貴方は地球の輪廻を

何周もしました。そのいずれも別世界の神になるはずだった貴方

はなじむことができませんでしたそれでやっとあなたの魂を見つ

けてこちらに戻そうとしたのですがいくら神になるものだといっ

てもすぐにこの世界に戻せるわけではありません。そこでこの国

が異世界召喚しようとしていたのでそれを使い、この世界に戻し

たというわけです。ですが少し間違いまして…」

どうしたんだろう

「貴方だけ召喚しようと思ったのですが、周りにいた方々も巻き

込んでしまって。本当は召喚された方々には生きていけるだけの

力を与えなくてはいけませんがあなたをいじめた方々にはそんな

もの必要ないだろうという話になり、一人一つの属性。こちらの

言葉が分かるスキルを差し上げました。もちろん加護もなしです

頭が色々追いつかない。

でもどうしてもわからないことが2つある。

「何なりとお答えします」

1つ私が神ならもう今神なの?

「一回死んだら正式な神になります。ですが、今は半人半神とい

う扱いになります。ステータスには人?と表示されます。ステー

タスは後で確認するといいでしょう正直人外ですが不味い所は隠

蔽しているのでそのままでいいと思います。というかそのまま見

せた方が牽制にもなりますし」

牽制?よくわからないけど次はなんでそんなに私に良くしてくれ

るかってことが気になるんだけど?

「それは私達が貴方の親だからです。

確かに私達は貴方を地球に落としてしまいました。でも私たちの

力を受け継ぐ子なのです。親と呼んでもらう資格がないのは重々

承知しています。でも許されることがなくてもこのくらいはさせ

て欲しいのです」

「ばか」

思わず声が出た

「許すから親と呼ばせて」

「え?」

私。親はいたけど愛情はなかった。教育のためや食事のためのお

金をもらうだけの関係だった。行事があるたびに仲のよさそうな

親子に嫉妬した。だけど私に親がいる。なら抱きしめてほしい

そう思った瞬間抱きしめられていた。

「ごめんなさい」


あったかい

「そろそろ時間よ。会いたい時は教会にきてね他の親達も紹介す

るわ」

ありがとう

「もうすぐメイドが来るわ。召喚した理由は直接王国の人に聞き

なさい。ステータスの見方も教えてくれると思うわ。

絶対に教会に来なさいね」

「はい」

また声を出してしまった

「きれいな声ね」

恥ずかしい

「今度こそまたね!」

うん。

抱きしめられたときの喜びがまだ残っているようで、少し興奮しているようだ。


コンコン。扉が開かれる。

メイドさんかな?

「どうぞ」

とてもかわいいメイドさんだ。

そう思ってじーとみていたら、なんか慌てられた。

「どうしたの?」

「い。いえ。なんでもございません」

めっちゃ慌ててる。どうしたんだろう。

「それよりも起きたのでしたら広場に皆さん集まっていらっしゃ

るので行きましょう」

広場?行ったら分かるか?

メイドさんに案内されたところは…

校庭くらいの大きさのところにドーンと大きな椅子があってそこ

に美女が座っていてその横の椅子にイケメンな人達(4人)が座

っている。

真ん中らへんにクラスの人たちがいてみんなこっちを見っていた

「結城美奈です遅れてすみません。」

と言って入ると

「そろったな」と美女様が言って

びっくりしているとが驚きの話をし始めた。

要約すると、並んでいるイケメンさんたちはこの国の王子さんた

ちらしい。でもこの国は女の人しか継ぐことができないけど女の

子が生まれない。そういう時は貴族から貰ったら権力の均等が崩

れるため異世界召喚をするらしい。本当は一人しか呼ばないはず

だったのに沢山呼んでしまったから明日から王子たちが通ってい

る学園に行って王子たちに一番気に入られた人が次期女王になる

らしい。女王は一妻多夫制なので王子たちは皆その女王の夫にな

るというわけらしい。ここに呼んだのはそれを伝えるためとステ

ータスを測るためらしい。

私は女王とかイケメンとかどうでもいいから魔法極めよう。

ステータスを見るためには心の中でステータスと唱えないといけ

ないらしい

『ステータス』

*ステータス*

()は隠ぺい中

名前 結城美奈

種族 人?

HP ∞

魔力 ∞


知力 1000

魔力耐性 ∞

能力値 SSSSSSS+

称号 神々に愛されしもの 神の使徒 聖女 見えぬものに愛さ

れしもの<オプション 精霊などが見れる> (ユニシアの寵児)

属性

全属性<光・闇・火・水・大地・風・錬金・無>lv max

聖 lv max

神技 lv max.

スキル

鑑定

アイテムボックス(インペトリ)

世界地図

魔法創造

スキル創造

武術創造

加護 全神の加護

…チート。スキル創造ってスキル作れるってことでしょ魔法創造と

武術創造もにたようなものだろう。でもまあ隠蔽するなって言わ

れてたし。なんて考えてたら女王さんがステータス見せてくださいといってきた。先ずは宮島希羅からだ自信満々にステータスオープンと言った

*ステータス* 

名前 宮島希羅 

種族 人

HP 40

魔力 50

魔力耐性 20

知力 57

能力値 c

属性 火 lv1

称号

*本人や同じ称号を持った者には見えない

神の怒りを買った者

加護なし

だって。可哀想だってこれ王子様とか女王様にもみえてるんでしょ。女王様プルプルしてるもん

「属性が1つしかない人は手を挙げて下さい」

プルプルが治ってる。

ってみんな手を挙げてる。

女王様がこっち見てるし。ほおって顔してる。手上げた方がいいのかな?

「ステータス見せてくれるか?」

断る理由もないし

「ステータスオープン」

*ステータス*

()は隠ぺい中

名前 結城美奈

種族 人?

HP ∞

魔力 ∞

知力 1000

魔力耐性 ∞

能力値 SSSSSSS+

称号 神々に愛されしもの 神の使徒 聖女 見えぬものに愛されしもの<オプション 精霊などが見れる> (ユニシアの寵児)

属性

全属性<光・闇・火・水・大地・錬金・無>lv max

聖 lv max

スキル

鑑定

アイテムボックス(インペトリ)

世界地図

魔法創造

スキル創造

武術創造

加護 全神の加護

「な。何故人?になっているのだ?」

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