幼なじみギャル(偽)と異世界転移したら金髪ショタ(謎)に保護されました
定春
放課後転移
非日常の始まり
今日も明日も、いつもと変わらない毎日が続いて、僕は少しずつ大人になっていく。
――――――――そう思っていた。
キーンコーンカーンコーン
放課後を告げる
夕日が差し込むグラウンドでは、運動部が部活の準備をしていた。
「……部活、入ってみたかったなぁ」
"
そんな日は
――そこに居られない自分が"もしそこに居たら"を
「ユウ氏~、また
名前を呼ばれた
「部活、入りたいのでござろ?」
「なにそのしゃべり方……?ってか、昨日もおなじ
「だってユウ氏、ここ最近は
本当は入りたいんでしょ?と、
「……たしかに入りたいけどさ、ウチの
部活をするための道具や時間なんて、とてもじゃないが
「ま、世界には学校にも行けない子供だって居るんだし、そうじゃないだけ僕は
「それは少し
「
「部活……
ウザったいくらいのドヤ顔で
「ま、部活に入るならその金髪を
本人が言うには、これが都会の
ただ、
天の神様は何を考えてこんな奴に
「
「ふ~ん……」
正直、今を生きる為ではなく
僕には将来を考えられるほどの
「……バイトに
そう言って、僕はカバンを持って教室を出た。
「それじゃ、またバイトで」
「あっ、ユウ氏~!待ってくだされ~!」
「一人で行かなくともバイト先は一緒ですぞ!」
「え?
「それは……その……」
なぜか口ごもる
「べ、別になんでもないんだから気にしないでよねっ!」
「あっそう」
ビシっと指を差し、決めポーズまでとっていた
「ちょっ、おまっ!?」
「そこは『わぁ!いま
めんどくさいなこいつ。
「今、こいつめんどくさいなって思ったでござろう?」
「……コホン。きょっ、今日はバイトが終わったらすぐ帰らずにちょっと待っててほしいのでござるが?」
「なんで?」
「な、何でもいいでござろう……残ってくれますかな!」
(今日は別に誕生日とかじゃないんだけどなんなんだろう?)
「くれますかな!」
「わかったって!声が大きいよ」
シャッ!とガッツポーズを決める
「そういうのは
灯花に付き合ったせいか、今日はいつもより精神的に
っていうか
「今日の学校おかしくないか?」
「べつに、いつもと何も変わりないでござるよ?」
「なんかさっきから
この
「それ
「さっきから声がデカいって言ってるだろ!
上級生からの部活の
マイペース過ぎるせいか誰かとつるんでるところも見たこと無いし、他の女子も
……"
僕よりも少し高い
スカートからスラリと伸びた
それでいて
そこが男子の間でも人気のポイントだったりするから、
ふと、
「どうしたんだよ?急に
「いや、"
それを聞いて僕も
「
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます