潤色の松陰嚢

DarkPython<bl>

第1話 裏道探索

「すごく、においがします」


 ある思いを胸に、友人の雄から聞いたホテルへ無事現地に到着する。

 早速、中へ入ろうと扉に手をかざすも、センサーがまったく反応しない。これが一般的なのだろうか周囲に目を向けるも、窓からの明かりすら見えなかった。

 僕はうつむいたまま、静止して考える‥

ようやく気持ちの整理がつき、意を決して、別のルートから入れる場所を探す手段に出る。

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