005

煌々と照りつけるビルのライトに

踏み潰される核の熱さよ

枯れ葉茂る葦の下には 確かに 豊かな命が紡いでいたのに

夢語るあの人の声は胸の上吹き越えて 私の肺を奪い去る

嗚呼生きることの苦しさよ

夢見ることの切なさよ

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詩置き場 スズラン @kinsenka

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