ざっくり雑多な雑感
初対面のスーツ男子に「趣味はなんですか」と質問されたら、なんと答えるのが正解なのか
趣味はなんですか、と質問されたときに、相手によって用意している答えはいくつかある。
【↑一般向け】
・映画鑑賞 ←一時期に比べ映画熱が下がり、最近はまったく観ていない
・クラシックピアノ演奏(初中級) ←もう弾けなくなっている
・ジャズ(聴く・弾く) ←趣味というにはお粗末な実力
・ゲーム(極一部のRPG) ←ほぼドラクエ、その他一部
・作文や創作 ←完全な自己満足
【↓コアな知人及びネット上向け】
※読むことも好きだが、読書が趣味ですと言えるほど読んでいないのでここには含めない。
※ここで「メイクです!」「料理です!」等の回答が出てこないあたりはお察しください。
趣味には時間が必要だ。
しかし人生は有限で、しかも不器用ゆえにどれかひとつに夢中になると、他の趣味がとたんにおろそかになってしまう。
特にピアノ演奏などは継続して練習しないとあっという間に弾けなくなってしまうのに、おもしろいゲームが佳境に入ったり、創作の筆が乗り始めるとつい後回しになってしまう。
逆に、ピアノ練習がんばるぞーという期間には、ゲームはしないし創作も手をつけない。一時期たくさん映画を観ていたころも同様だった。
つまりは頭と時間の使い方が下手なのだ。二つ以上の並行、両立ができない。
もうちょっと詳しく分解すると、ピアノでもクラシックとジャズの両立はとても難易度が高い。同じ楽器に向かっているが、まったく別物、別ジャンルなのである。
クラシック脳とジャズ脳は、たとえるなら右利きと左利きくらい違う。たぶん(個人の意見です)。だから両方弾くような方は両利きとも言える。器用さのレベルが段違いなのだ。
閑話休題。
では、趣味は一つに絞ればよいのでは、とも思うが、やはりどれも好きだしどれも続けたい。
しかしあれもこれもと並行できず、さりとてひとつに集中すると気づけば他が、三歩進んでいたはずが三歩下がっていて、結局いつまでも前進しない。
どうすりゃいいの。
ああ、器用な人生を歩みたかった。
◆
とはいえ、趣味の時間の使い方に悩めるということは贅沢な日々であった。
最近は少し生活環境が変わり、趣味に割く時間自体が減ってしまった。日々どうにも生きるだけでへとへとで、休日は寝て終わってしまうこともしばしばである。
続けようと思っていたジャズピアノも、結局放り出してしまっている。
毎日の、自分の生活と自分の趣味とを両立している方々を純粋に尊敬している。
今の生活に慣れて余裕が出てきたら、いずれかの趣味を復活させたい。
一番最初に、私はどれを再開させるだろうか。
まだ何も見えていないが、おそらくそれがきっと、私の一番の趣味なのだろう。
答えはいつか、また。
(20210705)
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