第55話 少年王と魔王織田・和紗・信長との対峙とシャッコロ族・トゥクル・コシャンの父への想いっ! 4


 マギアンティア世界統一暦・1555年・10月27日・午前9時13分頃・マギアンティア世界・中央世界第一文明圏・ユーラシアン大陸東側・アマテラス列島地方・第三連合地方・キリヤ公国連合国加盟国家・奥州独立自治王国・北アマテラス北方三方列島地方内・北海島国州・海南地方・八雲平原地帯及び赤淡半島沖海上と中浦湾沖合にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 キリヤ連合公国統合海軍が、キリヤ公国連合国反乱軍鎮圧派遣海軍を編成して展開して居る各海軍。


 北海島国州の海南地方の北西部。


 赤淡半島沖海上と南東沖の中浦湾沖に、艦隊を展開して居た。


 その北海島国州の面積と姿形とは、大体の形が北海道と同等で、同じあると言って置く。



 ナデシコ自治統合海軍とキリヤ公国海軍が中浦湾沖に展開し、ビクトリナ海軍と新トウキョウ国防海軍が赤淡半島沖海上に艦隊の展開を完了して居た。


 部隊展開は以下の通りと成って居る


第一反乱鎮圧海軍艦隊。


 第一艦隊総司令官山本五十鈴提督(大将)撫子に乗艦。


 副司令官・烏柿肇大佐。長門に乗艦。


 第一戦隊・撫子型戦艦・1番艦・撫子。長門型戦艦・長門、伊勢型戦艦。伊勢。重巡・高雄、愛宕。


 空母・赤城、加賀。


 軽巡・川内、神通、那珂、矢矧。


 駆逐艦・吹雪、白雪、初雪、深雪、松風。


 第四戦隊・司令官・黒島亀代大佐。旗艦尾張に乗艦。


 草鹿美佐枝大佐。扶桑型戦艦・扶桑に乗艦。


 第四戦隊・撫子型戦艦・尾張。扶桑型戦艦・扶桑。


 金剛型戦艦・霧島。


 空母葛城。


 重巡鈴谷 熊野。


 軽巡・木曾、能代。


 駆逐艦夕風、太刀風。


 第一キリヤ公国海軍艦隊・特戦空母・出雲1隻以下、出雲級空母1。


 ミサイル級巡洋艦4隻。


 ミサイル級巡洋艦4隻。


 ヘリコプター搭載空母12隻


 装甲輸送艦二〇隻(ナデシコ自治統合陸軍・機械化機甲師団積載)


第二反乱鎮圧海軍艦隊。


 第二艦隊総司令官ジェシカ・クローディア。


 副司令官ミレディ・アルファード大将。

 

 ビクトリナ共和独立自治国統合海軍・第二艦隊・旗艦・アーク級2番艦・機動兵器空母ベルダン・マーグ。ラーク級機動兵器空母5隻。


イルダス級ミサイル巡洋艦4隻。


 チルダ級ミサイル駆逐艦7隻。


 ランカウイ級揚陸艦6隻。


 ダルト級補強艦4隻。


 2000年式級潜水艦8隻。 


 2000式級輸送艦5隻。


 ウンジン級機雷施設掃海艦4隻。


 重巡洋艦安房を旗艦とした、巡洋艦2隻、駆逐艦4隻から成る里見艦隊。


 艦隊指揮官は里見・七香海軍大佐。


 毛利独立自治安芸藩王国海軍・小早川艦隊旗艦・巡洋艦厳島、駆逐艦宮島以下7隻。


 指揮官は小早川・隆美。


 装甲輸送艦二〇隻(新トウキョウ地方自治州区国防自衛軍及びビクトリナ共和独立自治国統合陸軍の機械化機甲師団積載)


 新トウキョウ国防軍の第一個国防海軍艦隊群から派遣されて居るのは、航空母艦赤城山1隻・ミサイル級巡洋艦6隻・ミサイル型駆逐艦6隻併せて13隻と成って居る。



 キリヤ連合公国統合海軍を派遣させたキリヤ公国連合国・国防大臣たる足柄・一輝は、反乱軍たるアイヌル民族解放血盟団側に対して、容赦なく北海島国州の周辺の海を埋め尽くす大海軍艦隊を展開させて見せた。


 一輝は本気だった。


 本気で駄々を捏ね続けるアイヌル民族解放血盟団の団員どもを根絶やしにする気で居るのだ。

          

「しかしなぁ・・・一輝の奴・・・」


「うふふ、そうね。世界大戦でもするかの様な軍の派遣みたいよね。」     

          

 第一艦隊総司令官の五十鈴と第二艦隊総司令官のジェシカの二人は、全軍の展開を実際に目の当たりにして、一輝が如何にこの戦いに向けての本気度が伺える陣容だった。


 キリヤ公国連合国反乱軍鎮圧派遣軍は、反乱軍であるアイヌル民族解放血盟団を殲滅総攻撃作戦を遂行するに当たって、先ずは陸館間トンネルを使って館箱市を経由する形で鉄道を使って陸軍を展開する。


 次にその陸軍を・海南地方・八雲平原地帯に展開し、総攻撃を仕掛けるが、これは囮軍として使う。


 この作戦の本命は海軍と航空戦力軍を使った一斉攻撃にあった。



 作戦第二弾として、派遣軍は第一艦隊と第二艦隊を編成し、二個艦隊で敵本陣及び拠点地域への一斉砲撃と長距離誘導弾に由るピンポイント攻撃で敵の逃げ場を無くさせる。


 次に北海島国州の北と南から一斉に揚陸艦隊を揚陸させ、ロボット軍部隊と陸軍機甲化部隊を敵の背後に展開しつつ、北アマテラス北方三方列島地方を完全に武力制圧する作戦を計画して居た。


 最後に各先進加盟国の空挺団や航空戦隊と航空ロボット部隊。


 爆撃大隊を使った一斉攻撃を仕掛ける。


 止めの一撃として、全軍の総進撃で敵に止めを刺す。



 これがこの戦いに措いて、計画されて居る鎮圧作戦の全概要である。


「こちらキリヤ公国連合国反乱軍鎮圧派遣軍総司令官の伊達・政実だっ!」


「これより北アマテラス北方三方列島地方を荒らしまわる賊徒の鎮圧作戦を開始するっ!」


「前線先鋒のキリヤ公国連合国反乱軍鎮圧派遣陸軍の全部隊はっ!総攻撃を開始っ!!繰り返すっ!!総攻撃を開始っ!!」


 奥州独立自治王国の国王である政実は、遂に総司令官として、鎮圧作戦開始の命令を下した。


「あらあら、政実ったら、任された大任の重みから、緊張して居るみたいね。」


「無理も無い。奴は初めてキリヤ連合公国統合軍の総指揮を執るのだからな。」


「連合国加盟国王として、最初の試練って所ね。」


 無線通信機から聞こえた政実の声は、何所か緊張してたらしい。


 まぁ、初めての総軍の指揮を任された事と、和紗の奴に喝を入れられた薬が、どうやら効きすぎて居るらしく。


 国王・独眼竜として、最初の試練を迎えたと言えるだろう   

          

 キリヤ公国連合国の軍幹部として普段から方面軍の総指揮をして居る海軍所属の五十鈴とジェシカの二人は、自分達よのも年下の政実が、初めて総軍の総指揮を執る事に、とても緊張して居る気持ちが良く分かるらしい。        

          


 奥州独立自治王国の伊達軍・1万人を中央先方に配置した反乱軍鎮圧派遣軍の主力軍は、左翼に上杉・毛利軍から成る1万5千人。


 右翼にメイルシュルフラッド・フェリス侯爵独立自治領国軍から成る6000人。


 遊軍として織田軍・キリヤ公国軍から成る1万人が右翼後方に控えて居る。


 陸軍の更にその後ろには、ナデシコ軍・ビクトリナ軍・新トウキョウ国防自衛軍の三軍の歩兵師団が、併せて三万人に加えて、二万人の陸戦ロボット軍と機械化機甲師団が控えて居る。


 オマケに陸海空から成る航空隊戦力として、ナデシコ軍・ビクトリナ軍・新トウキョウ国防自衛軍の三軍から成る2万人の各種特殊型兵器大隊(ロボット軍)。


 航空戦闘機隊、爆撃大隊、空挺団等を含めた陸海空の航空隊から成る部隊が、南の三方向からアイヌル反乱軍へと迫る事に成る。



 対するアイヌル民族解放血盟団側は、八雲平原地帯で、キリヤ公国連合国軍と決戦を挑もうと3万人兵力で、陣形を敷いて居るだけである。


 東西南北の重要な砦や本拠地である集落には、200人から400名程度の見張りを置くに留めて居た。


 アイヌル民族解放血盟団は外から入る情報の精査する時に、都合の悪い物には噓だと決め付け、逆に都合の良い物は真実と言い切って見て居た。


 キリヤ公国連合国反乱軍鎮圧派遣軍の総軍が、歩兵主力の5万人だと言う噂話を決戦と成って居る今のこの状況下でも、信じて居たりするのだった。


 実際はその3倍以上の物軍勢を派遣して居る真実を彼らは、実物を見たとしても、信じようとはしないのであった。



 さて、いよいよ前線で両軍が激突するべく、政実は反乱軍鎮圧派遣軍の陸軍に命令を発した。


「総司令官たる奥州独立自治王国・奥州王が、伊達・藤枝・政実が全軍に命令をする。」


「これより反乱軍鎮圧の為に総攻撃を命ずるっ!」


「キリヤ公国連合国反乱軍鎮圧派遣陸軍の各陸軍大砲大隊へ通達。撃ち方はじめっ!!」


「はっ!!総司令官・奥州王が伊達・藤枝・政実さまご命令であるっ!!これより反乱軍鎮圧の為に、全軍に対してっ!総攻撃を命ずるっ!」


「キリヤ公国連合国反乱軍鎮圧派遣陸軍の各陸軍大砲大隊へ通達っ!」


「撃ち方はじめっ!!」と復唱命令を発した政実を補佐する片倉・喜多・影綱は、声を大にして無線通信機で、各軍へと攻撃命令を発した。


「了解っ!!こちらはキリヤ公国連合国反乱軍鎮圧派遣陸軍・連合国軍・火砲師団統制本部っ!!これより統制射撃を開始する。」


「目標地点への照準は、連合加盟国の各国飛行偵察隊・長距離レーダーによるデータを使用する。」


「撃ち方よーーいっ!!」


 連合国軍・火砲師団統制本部の統制本部長は、キリヤ公国連合国内の陸軍に属して居る各大砲関連の車両及びロボット軍部隊。


 大砲・迫撃砲部隊に対して、砲撃命令を発した。


 各自走砲・榴弾砲・長距離大砲等の砲身は、各国飛行偵察隊・長距離レーダーを使用して得られたデータにより、割り振られた目標地点の先へと向けられて行く。


「了解っ!!連合国軍・火砲師団統制本部指定の諸元データを使用して目標を割り振り砲撃する。各隊っ!撃ち方よーいっ!!」


「ナデシコ軍・ビクトリナ軍・新トウキョウ国防軍の準備完了。」


「伊達・上杉・毛利の各隊も準備完了。」


「キリヤ・メイルシュルフラッド・フェリスも同じく準備完了。」


「連合国軍・火砲師団統制本部長殿っ!!各国軍の砲撃準備が整いましたっ!!」


「宜しいっ!!撃ち方始めっ!!」


「了解っ!!全部隊っ!!撃てえええええぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーっ!!」


 連合国軍・火砲師団統制本部からの攻撃命令が下る。


 すると一斉に各鎮圧派遣陸軍の属する砲撃陣地から、膨大な大砲に由る砲撃が始まる。


ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!


ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!


ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!


ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!


ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!


ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!


ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!


ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!


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ドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドッカーン!!!


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ドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドッカーン!!!


「全弾、初弾命中予想地点に命中、目標地点への誤差修正無しっ!!」


「効力射撃開始っ!!」


「「「「「てえええええぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」」」」」


ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!


ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!


ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!


ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!


ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!


ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!ドドッン!!


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ドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドッカーン!!!


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ドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドッカーン!!!


ドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドッカーン!!!


「「「「「うわあああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーっ!!」」」」」


「「「「「ひいいいぃぃぃぃーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」」」」」


 反乱軍鎮圧派遣陸軍の各陸軍大砲大隊による一斉砲撃は、一瞬にして、数千の敵兵と数十もの陣地を吹き飛ばして行った。


「ひっ、怯むなあああああぁぁぁぁぁぁーーーーっ!!」


「はっ、はっ、はっ反撃だっ!!」


「アイヌル民族独立解放の為にいいいぃぃぃーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」


「「「「「うおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」」」」」


 アイヌル民族解放血盟団側も、嵐の様な土砂降りの如き砲火の中を剣や槍、弓に火縄銃を持って突き進む。


「来たか?」とアルペジオ・ハインラインは呟く。


 彼女は弓などの武器から武装変更されたメイル公国軍勢に、小銃を構えさせた。


 メイル公国軍の騎士団は、近代化軍改革をされた一環で、勇治の生まれ故郷で使われて居た自衛隊の64式小銃へと武装変更が為されて居た


「行くよっ!アルぺっ!!」とレイチェルが叫ぶ


「分かって居るっ!!」とアルぺは応えた。



メイルシュルフラッド・フェリスの司令官コンビは、声を併せて叫んだ。


「「撃てええええええぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」」


パパパパパパパーンッ!パパパパパパパーンッ!パパパパパパパーンッ!

 

 パパパパパパパーンッ!パパパパパパパーンッ!パパパパパパパーンッ!


 パパパパパパパーンッ!パパパパパパパーンッ!パパパパパパパーンッ!


 パパパパパパパーンッ!パパパパパパパーンッ!パパパパパパパーンッ!

 

 パパパパパパパーンッ!パパパパパパパーンッ!パパパパパパパーンッ!


 パパパパパパパーンッ!パパパパパパパーンッ!パパパパパパパーンッ!


「「「「ぐああああぁぁぁぁーーーーーーーっ!!」」」」


「何処からだっ?」


「左だっ!!」


「アルクス山脈と城と騎士の紋章と土色の布地に帆船に麦と鍬の紋章旗?」


「何処の軍旗だ?」


「メイルシュールフラーッド軍とフェーリース軍だっ!!」


「確かその二か国は、今は戦争中の筈だぞっ!!」


「何でそんな連中が並んで此処に?」


アイヌル民族解放血盟団の連中は、又もや噂話のデマを此処でも信じて居る様だ。



 メイルシュルフラッド・フェリス二か国は、未だに戦争をし合って憎み合って居る国だと言う噂話が、今の彼らの間では流れて居るらしい。


 今の両国はキリヤ公国連合国と言う連合加盟国の主要国同士。


 軍の司令官同士もとても仲が良く。


 キリヤ公国本土の首都で仕事が一緒に成る時は、食事に誘い合う中と成って居る。


 其れほどに両国は、公帝戦争での事を水に流し、交流が盛んに成り、友好的な関係を作り上げて居た。


 両国の元首同士も、姉妹以上の関係を築き上げ、親友(とも)まで呼び合う関係に成って居る。


 レイチェルは政務で悩んで居ると、リィーゼに相談しに来るほど、仲睦まじい姿を両国民達は知って居る。


 そんな国同士が、今も憎み合って居る事なんて有り得ないと言う想像が、今の彼らには出来ないのだった。



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