なでしこの君へ
ふわり
第1話 ラムネの恋
※舞台は昭和初期の田舎町をイメージしてください。
2人の関係はご想像にお任せします。
※アドリブ不可。方言のみ可。
※SEはおまかせします。
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ー風鈴の音ー
男 「ごめんくださーい」
女 「はぁーい」
男 「郵便です」
女 「ありがとうございます。今日も暑いですねぇ」
男 「ほんとですねぇ。たまには雨でも降って涼しくなればいいんですが」
女 「あの…少し休憩していきませんか?珍しいものをいただいたんですよ」
男 「いや、仕事中ですから…」
女 「私が飲みたいんですよ(笑)
でもどうやって開けるのかわからなくて…手伝ってもらえませんか?」
男 「わかりました…では、少しだけ…」
女 「ちょっと待っててくださいね」
(男は縁側に座って女を待つ)
ー風鈴の音ー
男 「風鈴って良いですよね」
(ラムネを持って女が戻ってくる)
女 「良い音ですよね。風鈴の音を聴くと、夏って感じしますよね。
あの、これ…」
男 「ラムネですね!」
女 「これ、どうやって開けるんですか?」
男 「貸して下さい」
女 「はい」
男 「こうやって、ビー玉を押して…おっと…!」
女 (男性のおっと、とほぼ同時に)「きゃっ!」
男 「すみません、
女 「いえ、こちらこそ、ごめんなさい。服、大丈夫でしたか?
これで、手、拭いて下さい」
男 「ありがとうございます。グラスに開けますか?」
女 「はい。お願いします。(グラスに注ぐ)
わぁ〜、ぱちぱちしてる!」
男 (微笑みながら)「キミさんから、どうぞ」
女 「はい…いただきます。
きゃっ!(初めての刺激に驚く)喉がピリピリします…」
男 「あはは。びっくりしますよね。
では、僕もいただきます。ぷはぁー」
女 「ちょっと痛いけど、おいしいです!
さっぱりして、甘くて、シュワシュワして…不思議な飲み物!」
男 「そうですね(笑)スッキリしますね」
「あ、そうだ!明日、夏祭りがあるでしょう?
良かったら、一緒に行きませんか?」
女 「え…?あの…私なんかで良いんですか?」
男 「キミさんが良いんですよ(笑)」
女 「ありがとうございます。では、ぜひ、お願いします!」
男 「じゃ、明日、6時に迎えに来ますね」
女 「はい!楽しみにしてますね。
あの…2人で出かけるの、初めてですね」(照れながら)
男 「いや…あの…そ、そうですよね!心配なら断って良いですからね」
女 「いえ、そんな…いやじゃないです」(照れ)
男 (慌てて)「それじゃ、ごちそうさまでした。また明日!」
女 (何着ていこう…ドキドキする…。はじめてのお誘い…)
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声劇用台本です。
各種配信アプリにてご利用いただけます。
ご利用の際は、事後でかまいませんのでコメントまたはTwitterのDMにてご報告をいただけると嬉しいです。
聴かせていただきます。Twitter@fuwari3333
なお、YouTubeその他、投げ銭アプリにてご利用の際は必ず作者名、TwitterID、タイトルを明記してください。
※舞台は昭和初期の田舎町をイメージしてください。
2人の関係はご想像にお任せします。
※アドリブ不可。方言のみ可。
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