クリアリーリーリーリー

ウゴカッタン

前編「目に見える巨大な敵を!打ち負かせ!」

おのれらの知っとる世界というんは大体が外から入ってきた情報で出来とる、

つまり外から何も情報を得ずに生きてきた人間は世界が無い、

この事実だけ伝えて俺は去る、そしてお前の冒険が始まるが、

お前は、この事実だけで世界を経めぐることが出来るのか?

「おーらそおーらそあー」

言葉にならない言葉を発しながら走る前から生きている人間があった。

大体の人間はタブーでありこの世界では普通に生きて存在すること自体が大罪である。

考えればわかることである、知らなければ仕方のないことである、理解すればどうにかなることなのかもしれない、だがそこに事実は無いのは明白であった。

何故ならこいつは世界を知ることが出来ない生き物だったからだ。

「おーあおーあおーおーおー」

地面を這いまわるそれを見て世界を知る人は何を思うのかが聞いてみたいが、鳴り響くは悲鳴、世界を知らずして生きるそれは感覚器が欠如していた、声らしいものも動く際に発せられる何重ものエコーであり、エコーの基本は世界とのすれ違いで生じていた、そのことを理解することは遂に泣きわめく人には無かったが、大量の人は、物言わぬものとなってあったはずの世界は失われていく。

「そろそろそろそろそrそrそろそろそrそろそrそsふぉsろそsろそrそ」

地面との摩擦が理由不明の音となって鳴り響く、

全ての生命に対する殺意から作られるものが時々ある、オーバーキルになる兵器を発明してしまう科学者も時々いたりする。

だが、それではせつめいのつかない事象が時たま起こり得る、人間はエラーやバグやビープ音を発する何かを突如思いつき思いついて書き下す、

その異常さに気付いたことがあるだろうか?

いや熱心にも気づくことにしただろうか?

我々かもしれない誰か遠くに伝われとやることの意味の大半を費やして、綴られるのは我々じゃないんじゃない? っていう答えだったら、

大体の人が受け専になってしまう理論から行くとこれは攻めをおうことになるのではないか?

「おっがおっがおっがおっがごおああgっがおおがあごがっごあっがおっがおがお」

すでに高層建築物を大きく飲み込みながら進むそれは王墓を侵食して、中にある半永久機関である水循環システムを侵食し、

 大量の水分を得てパワアとした、また内部にある様々な有機物、植物をハングリーに満ち溢れて食べるとこの先一万年戦ってやるという意思がパワアとなって溢れ出す、お前もおれも全てを制するのは王の遺骸から抽出した歴史であり正当性だとわかんだね。

「ごるごrぐろうgろぐろぐろうごらうごるgぼるごるごるおgbごうろぶろうb」

そもそもの話をしよう、人間は長いこと延々と生贄を捧げてきた、そいつが異様な問題であって全ての元凶ともなることを知った故に大半の嗚咽は、

その原因は、君と僕らの紡ぎ合うハーモニーが反射されてできているということだ、つまり興味散漫であり、何をするために生きたかよりも、何のために生まれたかで語れと迫ってくるラブコメ、

それはドラッグに近い。

理解しただろう、人間はいけにえを捧げることによってよく煮える鍋においしいシチュー肉をことこと十時間煮込んでほろほろのお肉にできるんじゃね? という妄想を浮かべるが、その為に必要になる燃料を考えた時、お前の罪を数えることになる、そういうことなのだ、我々は何かを食べるだけで罪深い。

「はっぱかけてようそうめておもしろがってじごくいき」

いけない言語を吸収してしまったか、全ての人間が破砕され飲み込まれる過程でそういう機関が完成してしまうという奇跡を握手でつなげましょう。

 ゴッドよ、なぜゴッドは死んだ?

大体お前らのせい。

「あがあばあばあらふぁばらvばらrヴぁばらばあらふぁgばらfばらgばあら」

根治キチン的畜生めである、それは意味をなさないことに対する意思表明でアリ、

心から君を思う気持ちを伝えることをめげない思いやりであり、つまり貴様を殺すという決意に近かった、そんな決意を抱いてラブしてる連中は危ない、

はっきりとそのこだけはわかるのでゴッドが死んでも簡単に世界平和を実現できて、

ハッピーなお気持ちセットの中に君を埋没させてぷかぷかぷんと、

浮かべることくらいならできるが、つまり今まさに、この地域を支える最大の水がめ

ナポリピッツァ湖がかの存在に汚染されようとしていた、もはや止めることは出来ぬ、ピッツァナポリタンスパゲッティ。

「おっちょこちょいころすためのとらっぷしかけてこんちきちん」

香りが強くなるほどに君はお昼御飯が近づいてることを知る、その意味を知ったなら、この先一万年の寿命を分配して生きることは必定であり非常であり非日常であり必勝祈願である。

 この事実を前に泣き叫ぶ市民の図を見たならば君は敗戦色濃厚な旧日本軍の言葉のように二千万の特攻を出せば勝てますとやることになるのかもしれないが、

思うんだがミサイルが発明できてたらもっと気楽に戦争できたかもしれないし、

ミサイルがお互いの国を滅ぼし合うような時代に生まれてどうすりゃいいんだよって、そんな感じはあるんですよねえ。

 あ、ちなみに今考えてることの話ですが、個人が簡単に空を飛ぶ車に乗る時代になったら、それにミサイルとか機銃つんだら、兵器になりますよね、しかも現在の流れから言うと、そういった空飛ぶ車って電気自動車の部類らしくって、エンジンではなくバッテリーを積んでモーター回して飛ぶらしいんすよね、そういうの想像すると、めっちゃくちゃ時代進んだって感じしますけど、まあ2030年にそれが空飛んでるの見るまではなんとか粘りたいですよね、そういうのが人類の本能って奴です。

 あ、気づいたら大体が終わってた、おそろしいよね、人間ってば、目的のためには何も選ばんくらいの勢いがぶっしゃーしてしまうわけですから、とりあえず不平不満や異常がないように努力するための方法としては迷惑かけないようにスプラッタ―しとけという具合なんですが、スプラッタ―って人によってはそれだけで十分迷惑なので、スパッタリングで気持ち落ち着けとけって話になりますね、それこそが天命。

「いわったいわったいわったいわったいわった」

すべてが終わってしまった、そもそものところこの世界を牛耳ってる絶対王権が、神パワーにより構成されていた超人力だったということ自体が問題であった、

要するに人間は相手の頭部を破壊すれば勝利できると勘違いしている。

生命の大半は頭脳ではなく大腸でものを考える、頭脳は生命を制御してるリミッターであり、そのリミッターを外せばどうなるかをあまり理解していなかった。

 端的に言おう、リミッター、制限解除された場合、多くの生命が虐殺シンジケーションの中でリミッタブルストライクを起す、つまり条件反射連鎖である。

 この化学に関しては全ての科学者が同意している、つまりこれは禁忌であり非常事態であることはそわか、はんにゃしんぎょうのおももちですべてを眺めるなむあみだぶつ、そしてときどき、ほうれんげきょう、これはまさになーむあみだんぶー、あらゆる宗派をとおりこしてまじんばらあらばきたぎょー、お盆時に坊さんを拝めなかったコロナクライシスで坊さんが辛い気持ちになって無いかが気になる人はこの話を全編だと理解して次に進む勇気振り絞りしとき、すべてが報われるお気持ち表明!

「あばっさんあんばれがんじょしししっぴなっぱれぼるてるきびんぜやっちを」

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