23 幸せな日々
俺は現実なんて無くなって良かった。俺を散々苦しめた都市がなんだ。
今こうして絶世の美少女と、抱き合えているんだ。他に何が居る?
「好き、乙戸」
例え、現実が滅んでもどうでもいい。今向かってきてる、余計なゴミ。
レイカとヴァルキリーが見える。
(来るな・・!消えてくれ、この幸せを壊すな!)
「ふふ・・あたしと同じ考えだね乙戸」
キスしながら、イロアは言うと、巨大なワニの様な怪物がレイカとヴァルキリーを地面から挟む。
「死んで」
イロアは言う。・・正直、俺も同じ気持ちだった・・。来るな、消えろ。
このまま快楽に溺れていたいんだ・・。
バク!しかし・・グシャア!ワニは砕け散る!
なに?2人が手を組んだのか?ヴァルキリー、裏切ったのか!
「うぜえ・・」
イロアは更にワニを連続で襲わせるが、息ピッタリで突撃してくる。
くそ・・まずいぞ。どうする・・?
「あー、これしかねえか?」
(ぐ・・!)
俺の首が絞められる。イロア?何をするんだ・・?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます