21 誕生

「・・・」

そこには俺の想像を超える美少女が居た。1つになって、生まれ変わった姉妹。

イロとアイ。


「う・・美しい」

見とれてしまって身動きできない。一目惚れだった。

合体して良かった・・。


「初めまして、乙戸さん?」

イロの毒舌が抜けている?そして死にかけてたのが元気になっている。

彼女に、俺の付けた名前はイロア。


「ああ、はじめ・・まして」

接近してくるイロア、俺は身を任せる。


「だめだっ!」

レイカは大声で言うが俺には聞こえない。


そのまま、唇を合わせる。こんな自然に・・なんてことだ。奇跡。

俺はここに、一生住む。そして永遠に一緒に居よう、イロアと共に。



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