9 姉妹
俺はレイカと付き合うことを選んだ。
「ありがとう、乙戸」
「よろしくね、レイカ」
―――――
「アイ姉はこれでいいのかよ?!」
「仕方ないでしょう、イロ、乙戸さんが選んだのだから」
「へー!ご立派な。人間が出来てるねー・・じゃあこれは何?」
「!?」
アイと、吉羽乙戸との、ツーショット写メ、加工して(Love)と書いている。
「返して!」
「お姉さまぁー、素直になろうよぉー?」
「う・・」
「実は悔しいんでしょうー?レイカに奪われてー。そりゃそうよ、ここに来るのって、乙戸の事、好きな女ばっかなんだからさぁ」
「イロ、やめて・・」
「このままだと、レイカと結婚しちゃうよ〜?」
「・・!!」
「いいのー?」
「それじゃあ・・どうすればいいの?」
「さすが、お姉様ー、・・方法は、こうよ・・」
イロの陰謀が始まろうとしている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます