第4話私達の世代

私達50代世代が経験した10代の時代(特に中学時代)は偏差値により評価されて


誰よりも良い高校、大学へ行くようにと教師と親にお尻を叩かれて


競争の中に巻き込まれて、内申書なるものが行く先の学校を左右し


ているとされていた。そのおかげで友人、友達はもちろんみんな


ライバルであり、競う相手だった。


だからうわべは仲良く見せても誰も信用ならぬ、勝たなければなら


ない相手で実は妬みや足の引っ張り合いが当たり前!


これは地域差があったようだ!少なくとも都内はこんな感じであった。


この時、大人たちは社会で偏差値やら出身大学やらが自分たちの人生を左右したから我々子供たちにその価値観を押し付けたのか?


もしもそうならばあまりにも狭い世界しか見えていなかったとかしか

言いようがない!


みんなが同じ人生、社会生活を目指していたとしか思えない。


今、自分が大人になってわかったのはいろいろな世界がある事だ、


だが、今でも学歴だとか家柄だとか成功しなければならないとか、


お金持ちにならなくては、とかみんなが同じ人生、ゴール、生活を


目指さなければと誰かに尻を叩かれているのだ!


こんな未来をおかしいだろうと誰も思わなかったのか?


多様性が見えてきて、集団、まとまりではなくて個々とか言ってる


わりにはまだまだ実際にはみんな同じが良いようだ!


競争に煽られて大事な事を見落として来たら寂しい人生が待っていた


そんな人が沢山いる。

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