第2話

昭和の頃の学校では集団行動が当たり前で、先生は偉い人で

逆らうなんてありえなく、教室で座り、先生の教える事をただ聞いて、学ぶスタイルが当たり前だった。


当然といえば当然なのだがこのスタイルだと興味がなければ先生の話なんて全く聞いていない子供もいるわけでその子供は当然勉強についていけなくなり、出来ない子として評価され、自信を無くし、自分を諦め、ひねくれてしまう結果となりやすい。


美術、音楽、体育においても元々不器用だとか、身体の特徴により上手く出来ない子供がいるわけで、それを表面的な評価で出来ない子供にされてしまう。


教えるという一方的な教育がもたらしたものは自信を無くす、

諦めさせる、みんなと同じが良し、親、教師という大人の評価が絶対だ、教えられている立場なのだから逆らうなんて良くない、

比べられて当たり前なのだと


これは生徒側のだが、

実は教師側でも


組織に縛られて、上司のご機嫌を見ながらの立場で

問題を起こさぬようにと仕事をするしかない。


そのせいで生徒にご機嫌取りみたいになり、生徒から非礼な事をされても、

怒りたくても怒れない、毅然とした態度を取れない、

学校でやる仕事ではない朝のモーニングコールの要請やら

自分の子供だけ特別扱いしろとか、

薬の飲ませ方とか、

にきっぱりとそれは学校ではやりませんとは言えない。


そのせいで先生達は振り回されて仕事が増え、疲弊して、

病気になり、しまいには先生自体が減り、

子供達に影響する。

そろそろ元の問題に取り組まなければ学校のシステム自体が

もう崩れて来ている。


今までのやり方には限界が来ている。

学びは興味をもってこそ、

楽しくて面白くてこそ、

お互いに教え教えられて、


子供時代の評価は人生に悪影響を及ぼす、何故なら成績だけが人生を決めるものではないのに、例え成績が良くても社会に出ればそれだけで人生が保証されるわけではないからだ!

成績が悪くて自分自身への評価が悪ければ自信を無くし

挑戦する事をしない人生になりやすい。


誰にでも学ぶ楽しさや面白さを!そして人生を豊かに出来る!




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