午前2時頃に読むもの
SugarCoffee
はじめまして
こんなものを読み始めるなんて、あなたもなかなか酔狂な方ですね。
でも、手持ち無沙汰なんでしょう?
夜も深まって、寝るまでの狭間の時間。空っぽでもいいけど、せっかくだからと何かを入れたくなる。そうしているうちに、隙間はどんどん伸長して、間延びして、眠りの時間は後退していく。
気がつけば、映画一二本で日も昇ってしまうような、未明に横たわっている。
本当に困りものですよね。
この時間帯は、真夜中の冷たい重みと、朝へ向かう緩やかなベクトルとがあって、とても心地がいいものです。けれど、社会生活を送ろうとしたら、この時間はオフの時間にしなければなりません。
その価値観のために、払拭し難い焦燥が額に張りついてしまう。
本当に、困りものですよね。
解決方法なんて知りません。
私も膨張した隙間に飲み込まれた一人ですから。
でも言えることは、感性と社会性がぶつかった時、生ずるのは両方の感覚だということです。午前2時のそのブレンドされた感傷が特別な所以は、多分そういうことなんだと思います。
私はね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます