第66話 フォークダンスで楽しんで‥

祭りの大事なイベントであるフォークダンス

リアは満面の笑顔 なにせ、誰より綺麗な黒猫美人のナジュナジュが二人

一緒に手に手を取ってフォークダンス


「すごくダンスが上手だね」「ええ、そうかしらねリア」少女姿のナジュナジュ

軽快な音楽が演奏され 本当に猫な人達は楽しく踊っている。


「元の世界でリア 私の準魔導士リアと王宮でダンスをしたわ うふふ」

とても切なそうな顔をするナジュナジュ

「え?」リア「リア、貴方は街の普通の少年 幸せそう」少女姿のナジュナジュ

「戦争がない平和な世界 うふふっ」少女姿のナジュナジュ 

彼女のワンピースドレスの裾が舞う


「きゃはは」「うふふ」ナジュナジュの妹である黒猫幼女なアシャもご機嫌だった。


魔法の先生、師匠であるペルシャ系猫なアリステアは

微妙な表情でフォークダンスに興じるナジュナジュ達にリアを見ているのが

アリステア

…ダンスが苦手なアリステア 

彼の白いふさふさの尻尾が何か言いたげに左右に揺れている。


「あとで演奏を頼んでいいか?ナジュナジュ」街の者が少年姿のナジュナジュに声をかける

「はあい‥あ、君も一緒に演奏する それとも歌は?」

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