第48話 お城での出来事・チエス

「はいです!ワンワン♪」 


二人の後を追い 後ろからついてゆくワン子


そこに後ろから声をかけられる「ワン子さん・・」


白い光に包まれた17歳前後の少女の姿のエイルさんの精神体が立っていた

「エイルさんワンワン!!」


「お願いがあるの ワン子さん・・。」


「?」


「実は・・・」


エイルさん(子供時代のエイルさんとアーシュさんのチエスの勝負を 

頂いたお菓子をほおばりながら 見守るワン子


ううう!アーシュさん結構強い・・。 


「また負けた・・くすん」 エイルさん 


ぱたっとテーブルに倒れこむ


「がんばって、修行だな」と一言 アーシュさん


「ううう!」エイルさん 


次回にチャレンジだ!ワンワン


「そろそろ、子供は寝る時間・・部屋に帰れよエイル」

「うん・・でも 僕のお部屋 遠くて・・

アーシュのお部屋からだと30分以上かかるだけど」


そうだ・・ここ大きなお城だもん すごく広いだよね・・・ワン。


すごく大きなホテルと一緒だもんねワン。


ここは 大きさからいえば 

ホテルの建物が3つ4つ入ってしまうもんワンワン


沢山の他の高い位の貴族の人達とか住んでるし

街の警備をする人達離れの建物には軍隊の兵士さん達も住んでるみたいワン


街の政治をする建物も城の中の右手にあったワン!


「駄目・・」冷たく一言 


「エイルお前 寝相悪いから、一昨日 

ベッドから落とされてこっちは風邪引くところだった・・。」やぶ睨みのアーシュさん


ポイ ポイ!と部屋から出される 


エイルさんとわん子であった・・。


「やれやれ ねえ ワン子さん 一緒にお風呂に入って 一緒に寝ようね♪」と エイルさん


バタン!とドアが開き・・

再び やぶ睨みのアーシュさんが何か言いたげに

ワン子を睨みつけてますワンワン!


「はい!です お風呂は僕一人で入ります! 


寝る時には 床かソフアで わん子一人で寝ますワンワン!」(汗)


「もおお・・なんだアーシュさんてばやきもち焼きさんなんだ」


バタン!そのワン子の言葉に安心したのか 扉を閉めるアーシュさん

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