第23話 談話と美味しい魚アカアカ

本気でない事は

その口調から読み取れた


「じゃあ 三の長であるレグルス殿

怪しげな俺やそこのワン子をどうするつもりだ」


無表情のまま・・問いかけをするアーシュ


「そうだな!子供らを傷つけず

しかも・巨大肉食魚から子供達を助けてくれた恩義もある


とりあえず見なかった事にして


一緒にメシでも食べるか!

幸い今回はグルルも大量の魚も取れて大漁!大漁!」


「いいのか? あのワン子はともかく

怪しげな黒の国の者を ほっとくのか?」と

本人である…アーシュ


「構わない♪構わない♪」


「ところで黒の国では

別の大陸や島国などの他国との交流が盛んで 

珍しい料理方法もあるとか!お前知ってるか?」


そこでワン子が一言!

「アーシュさんは料理の天才ですぅワン!」


「おおっ!なんて素晴らしいだ!」


「わかった。調味料と道具は用意してくれるな。」


「了解した♪」


「レグルスさま!」下の湖から

元気の良い嬉しそうな声!


網を手に振り回す


網の中には タイ程の大きな赤い巨大な金魚もどき!

ぴちぴちぴち!

網の中で暴れてもがいてる


「アカアカです!」


それは巨大金魚?アカアカに変身した

お姫様のエイルであった

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