第3話 お花畑のわん子とらせん階段のアーシュ

こちらは犬の姿の魔法使いの弟子ワン子 

此処は森の中のお花畑

「い いやーん!!ですワンワン!」 


「おとなしくしてて わん子さん」嬉しそうなケンタウロスの少女


少女は嬉しげにわん子に可愛いリボンをつけたり 

髪飾りをつけてる服まで フリルのピンクに着替えさせられる!


別の小さな可愛い子供たち(同じくケンタウロス) も

わらわらと・・わん子さんに群がる


「ああああ!尻尾を踏まない!

ひっぱらない!咬まないでえええ!ワン!」 


きやお!きょあ! 大騒ぎ!


「あれ でもケンタウロスて・・・?」


こちらは別の場所

らせん階段を下るアーシュも  ふと気がつき同じ台詞を言う「ケンタウロス?」


同じ事を考える

何十年前に わずかにあった集落は

戦いと疫病で・・滅んだ・・その姿を消した


気配に はっ!とするアーシュ 階段から 

4メートルはある巨大な「さそり」が現れた

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