第32話自分は何人いるの?

夢は別人洋子がおしゃれをして伸也の家に向かっている所だった。


なぜか別人洋子には翼があり、空を自由に飛んでいた


そこに、洋子は並んで一緒に飛んでいた


別人洋子には、さほどびっくりもせず洋子に向かって


「昨日も居たよね、あなたは誰なの?」と聞いてきた


洋子は、その質問には答えず伸也に遊ばれていることを

懸命に伝えた。


別人洋子は、


「そんなことどうでもいいの!!あんた誰なの?」

と強い口調で洋子に言った。


そんな質問には洋子は答えられない

答えがない。なんて説明したらいいかわからない


そのまま黙っていると、別人洋子は


「何とか言いなさいよ!!泥棒猫!!」と言って


洋子に襲い掛かってきてそのまま二人はもつれあいながら

真っ逆さまに落ちていった。


「きゃ~~~~」と別人洋子は騒いで布団から飛び起きた


同時に洋子も目が覚めた


別人洋子は汗びっしょりの顔を拭きながら


「夢か~~」


「ナンなのあの女。もう最悪」と言いながら布団から出て

机にある伸也の写真を眺めていた


洋子はやっぱり夢では話ができるんだ!!

そう確信した

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