【アルファポリス】ファンタジー短編二編を投稿した結果 & ジャンルごとに見られやすさや獲得スコアの割合が違う?

 アルファポリスではファンタジーのスコアが高くなるということで、まだ投稿していないファンタジー短編「月色の夏」と「ドッペルゲンガー」には期待を寄せていた。


 その本命二つを、とうとう投稿することにした。

 投稿するのは金曜日。土日は見てくださる人も多いかもしれないが創作する人や投稿する人も多いだろうから、少し早めに投稿したのだ。



「ドッペルゲンガー」には表紙と最後に絵を入れた。

「これ!」と決めている絵があったのだ。「ドッペルゲンガー」の作品のイメージで描いた絵だった気もする。


「月色の夏」は画像なしだ。今まで画像のありなしでアクセス数が変わったようには感じないし、画像のない作品の方がポイントが高かったりする。この作品は画像を入れるとイメージが固定されそうな感じもあるのでやめておいた。


 ドッペルゲンガーは特にストーリーのない作品で、月色の夏はストーリーのある作品となっている。


 さて、本命二作品のポイントやスコアはどうなるだろう。



 今回は文字数がわりと少ないので読んでいただけると思っていた(以前投稿した一話完結の短編2つのポイントが低かったのは、一話の文字数が一万字越えと文字数が多すぎたことが原因だと思っていた)。


 ところが実際投稿してみると、投稿ポイント獲得以降ポイントが上がらない。フォローやコメントも来ず、反応がほぼない。


 えっ、嘘でしょ!? と思いつつ見守るもポイントは動かず……



 結局最高ポイントは「ドッペルゲンガー」が363、「月色の夏」が555だった。

 なんということだ、本命が……。文字数は関係なかったのだ。



 獲得スコアは「月色の夏」が7、「ドッペルゲンガー」が3。

 なるほど、ほとんどポイントが上がらなかった割にはスコアはけっこう高い。流石ファンタジー。


 しかしファンタジーが人気であるということはそれだけ作品数が多く、埋もれやすいということなのだと分かった。


 ランキングを見てみるとファンタジー作品が24000件、現代文学が4000件ほどあるのに対し、エッセイは3000件にも満たなかった(※私が確認した時点で)。道理でエッセイではよくランキング上位に入れるわけだ。



 もしファンタジーで大当たりすればそれは相当すごいことになるのだろう。

 気合いを入れた作品を書きまくって当たりを待つのも良いかもしれない。

 でも気合いを入れた作品が全部埋もれていったらガッカリするだろうなぁ。


 その点他のジャンルならポイントが上がるし、きっと見てもらえているんだなという安心感がある。のんびり楽しく書くならやはり人気ジャンル以外も良いのかもなと思った。



 その後、現代文学ジャンルで投稿した作品「せめて生きてるものにくらい」の24hポイントが1591となり、現代文学ジャンルの4位となった。


 4位というのは初めてでちょっと嬉しくなった。

 このランキング、上位にすごいポイント数の人がどれくらいいるかで変わってくるのだろうが、ここまでくると1位を目指したくなる。


 さて、それでポイント1500越え、現代文学4位の「せめて生きてるものにくらい」の獲得スコアはどうだったかというと……4だった。


 ちょっと少ない気もする。……が、この作品は文字数500のショートショートのため、500文字で4円になったのはいい感じだと思う。少ない文字数の作品を毎日連発していけばけっこうスコアを得られるかもしれない。



 その後の日曜日、この連載の中で番外編として出したエッセイ「『小説家になろう』と『カクヨム』に投稿した同じ作品のアクセス数を比べてみた。なろうとカクヨムの違いは?」を単体(一話完結)でアルファポリスに投稿し、数時間後にポイントを確認した。


 そして飛び上がった。投稿直後に1フォローいただき(ありがとうございます!)、それが効いたのか……投稿直後だというのにポイントが2000を越えていたのだ。



 一体どこまで上がるのか!?

 ワクワクしながら見守ったところ、ポイントは順調に増え、なんと最高4602になった。


 こんなことは初めてだ。今まで、日曜日は投稿する人が多そうだからとちょっと避け気味だったけれど……読んでくださる人も多いから、当たるとすごいんだなぁ。


 ランキングの方は、エッセイ・ノンフィクションジャンルにはすごい人がたくさんおられたのか7位止まりだったが、小説ランキングでは442位といつもより上がった。



 その後、投稿から24時間過ぎて24hポイントが下がり始めたけれど、一旦4000にまで到達していたので下りは緩やかだった。

 ポイントが下がり始めてからも、上昇数が上回ったのか24hポイントが上がることもあった。これも初めてだ。そして24hポイント1000くらいのままけっこう長い間留まっていた。


 このエッセイ、よく考えたらちょっとタイトル詐欺っぽいし(小説家になろうに投稿した作品は一話完結、カクヨムの方は7~9話に分けていたり、作品の内容に一部違いがあったりと条件が同じでない)、あとなろうのことを軽くディスっていたので大丈夫だろうかと思ったけれど、とりあえずクレームは入らなかった。ホッ。


 さて、それで得られたスコアは……?



 付いた見込みスコアは初日が14、翌日が6、その次の日からは順に2、1、1……となっている。なんと5日間にわたってスコアを得ていた。その合計は「24」だ!


 ついに、最初の最高記録「20スコア」を破った……!!



 ……と、このように、私の作風の場合ファンタジー作品は埋もれやすいことが分かったし、逆に一話完結のエッセイでも20スコアを越えることがあるという新事実も判明した。


 やはり文字数が多くても少なくても結果はあまり変わらないようだ。ジャンルや文字数にこだわらず、自分に合う方法を見つけるのが良いかもしれない。

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