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9月7日


 まだ原稿が湿っていて、どうにも気分が上向かないまま、推敲作業。


 ミステリーの新人賞は、まだたくさんありますが、ホラーで世に出ようというアマチュアはミステリ書きよりも厳しい時代なのかもしれません。

 募集対象が広がったことにより、横溝賞はよりシビアな賞になりました。

 いいミステリーがいいホラーと競って、どちらかが落ちるということも出てくるでしょう。逆もまたしかり。

 シビアに変わった状況を逆手にとって、ミステリーと思わせておいてホラー、ホラーと思わせておいてミステリーという試みで挑んでくる応募者も多いかと思います。

 こういった趣向は決して斬新なものではなく、すでにいくつもの傑作があるわけで、ミステリーとホラーの融合で賞を獲りに行こうとしても、新しい何かが必要でしょう。

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