地理

メダストラ海周辺の地図です。


本作をこれから読まれる方は、とりあえず以下の事だけ抑えておけばOKです。

・プレセンティナ帝国という都市国家が陸海の交通の要衝(というか、ぶっちゃけイスタンブール)にある。

・ドルク帝国という超大国がプレセンティナのすぐ隣(というか、ぶっちゃけ中東全域)にある。

残りは必要に応じて参照して下さい。


https://img1.mitemin.net/l0/qs/m4kk1g3mfaxmvqz1ojxcxvqhol7_1951_1fk_u0_1lg7w.png

(カクヨムでは挿絵が貼れないので画像への直リンクになっています)



※こちらの世界とここが違います。

 ・アナトリア半島(小アジア)がちょっと小さい → ダーダネルス海峡がない

 ・キプロス島とクレタ島が消えて、中間地点にロードス島だけがある

 ・イギリスとアイルランドがない


― タイトン諸国 ―

・プレセンティナ帝国(=イスタンブール周辺)

 主人公イゾルテの住む国です。かつては超大国でしたが、今は首都ペルセポリスしか残っていません。ただしそのペルセポリスは世界的な大都市で、経済的に繁栄していて強固な城壁に守られてもいます。


・アプルン王国(=フランス)

・ルートー王国(=スペイン+ポルトガル)

 この2国は「アプルン及びルートー連合王国」(通称は単にアプルン王国)という同君連合としてほとんど1つの国として動いています。タイトンの覇権を唱え、となりのディオニソス王国とずーっと戦争中です。


・ディオニソス王国(=ドイツ+オーストリア+ハンガリー+チェコとかスロバキアとか)

 こちらもタイトンの覇権を唱えています。ただし、ドイツ+オーストリアくらいが本国で、残りは半独立の辺境諸侯が治める領地です。辺境諸侯領は、辺境と頭に付くだけあって、そんなに発展していません。


・ホールイ3国(=バルカン半島―ギリシャ)

 ・エウノメアー王国 プレセンティナの隣国

 ・ルィケー王国

 ・エイレーナー王国

 これらはもともと一つの国でしたが平和的に分裂しました。その経緯によりエウノメアー王国が格上の兄貴分です。


・ヘーパイスツス王国(=スイス)

 二大強国に挟まれていますが、双方に傭兵団を送って強かに生き残っています


・ヘスチア連合(=ギリシャ)

 都市国家のゆる~い連合体です。歴史的に小競り合いが絶えないのになぜか同胞意識を持っていて、たまに集まっては会議という名の喧嘩をする不思議な集団です。


・アルオン王国(=ポーランド)

 広いけど弱小国。名馬の産地


・ローダス島(=ロードス島?)

 メダストラ海の中央に位置する島。ムルス騎士団という宗教(?)組織が治めています。


・スカタンヒナビタ半島(=スカンジナビア半島)

 3つの国があります。

 ・ノーウェイ王国(=ノルウェイ)

 ・スヴェリエ王国(=スウェーデン)

 ・スノミ王国(=フィンランド=スオミ)

  スノミ王国は主人公イゾルテの母親の祖国です。


・メーテルラント(=オランダ周辺=ベネルクス三国)

 小国家が乱立していて、親ディオニソスと親アプルンの二派に分かれて代理戦争をしています。


・イタレア半島(=イタリア半島)

 都市国家が乱立しています。でも古へメタルの本国だったのでとても発展していて、それぞれ侮れない経済力を持っています。とりわけ盛況を誇るのがバネィティア共和国(=ベネチア)です。


・旧アルテムス王国領(=ウクライナ西半分+ルーマニアの南東半分+モルドバ)

 以前アルテムス王国という国がありましたが、ハサール人により滅びたままになっています。

 都市部 : プレイアダス七都市連合 七つの都市国家のゆる~い連合体です。

 農村地帯: 無主の土地です。定期的にハサールの略奪を受けています。



― その他の民族の国 ―


・ドルク帝国(=中東全域)

 超大国です。タイトン勢力圏に侵攻したくて、時々プレセンティナに攻め込んでは撃退されています。


・北アフルーク諸王国(=北アフリカ一帯)

 文字通り多数の国が群雄割拠しています。東部(=エジプト)は穀倉地帯です。


・ハサール汗国(=ウクライナ東部~カスピ海と黒海の間)

 騎馬民族のハサール人が農耕民族のスラム人を支配しています。

 ドルクとの国境は山脈なので確定していますが、それ以外は割りと適当です。

 毎年の草の育ち具合でどこまで移動するのか変わってきますので。


・ヒンドゥラ王国(=インド)

 ドルクに匹敵する大国です。属国を介してドルクと敵対しています。


・ツーカ帝国(=中国)

 ドルクやヒンドゥラ王国に匹敵する大国らしいですが、あまりに遠すぎてよく分かっていません。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る