第4話 【母と息子の七不思議!! . 父と娘の七不思議!!】

『お母さんと息子の七不思議!!』


私は、戦国時代が大好き!!


私の中の謎。


ナゼ、母親は長男より次男(他の弟、女の子)を溺愛するのか!?


◎手元で育てる事を許され無い長男より、自ら育てる次男。 その他の子供達。


10代、20代……30代半ば位迄はね

?だったんだけど……


◎今なら分かっちゃうんだ


(年取ったなぁ……)


なんて。 ちょっとセンチメンタル。


 -現代-


『我が母と、長男(私の兄弟)と、私の七不思議』


10年位前の話ね。


恐ろしい程の大雪の年が降ったんだ……


(思い出したくもないよ……)


だって。雪かきしても雪かきしても…


Give Up !!


ママは、骨折して雪かきは出来ないし……


別居していた長男様をさ。


「呼んでお願い!!」


心から叫んだのにっ!


母「あの子は仕事で疲れてるから……」


そう、ママは言ったんだ。


(なんじゃいそりゃ?)


そう思ったよね。


確かに、1日12時間位の仕事してらっしゃいますよ。 長男様は。


しかし!!たげど!!


私も夜勤のある仕事してるんだけど!!

早番、遅番もあるんですけど!!


むぅ……


朝に雪かき……


夕方帰ると


倍積もっているし!!


違う、雪かきして振り返ると(5分後には)積もっている……


朝に雪かき


昼に雪かき


晩に雪かき


仕事前に雪かき


帰宅後に雪かき


夜勤前に雪かき


(後どれくらい続くのさ……)



独りぼっち。


ご近所さんが雪かきしているのに、我が家がしないと家の前の道(路地)だけ……


バランス取れないし!


ご近所トラブルになっちゃう!!


苦しかった……腰痛になるし(今も)



 最近だってさ。


長男「身体中痛いっ!!」


母「この薬効くから」


(医者処方の漢方薬を渡してるよ)


私「身体が痛いっ!!」


母「マッサージ器かかりなさいよ?」


私(……)


何でよ? オカシクない?


うん、子供の頃からの七不思議だった……(他にも色々)


日本人は、DNAにインプットされているのだ大昔の頃から。きっと。


(定かではないよ。私の個人的な意見だから)


皆様の家でも、長男大事な家。ありませんか?(軽い程度の)


ホント年取ったねぇ。


ここまで来ると笑えてきちゃうんだ!


怒りに震えてた時期はもう通り過ぎたし……


子供の頃はあまりの理不尽にさ、オカシイでしょ?


って思ってたのにね……


『お母さんと息子の七不思議』


……というより


『お母さんと息子と。オマケの娘の七不思議』


だね。


じゃあ、反対に。


『お父さんと娘の七不思議は?』


高校生の頃話ね。


スクールバスに乗り遅れて、学校帰り歩いて家に向かうはめに。


(自分が悪いんだけどさ)


だって、お金だって小銭しかないし。携帯を持ってなかったから、連絡手段もないし。


(本当、オバカだ私)



歩くと3時間位かかる道のり。


テクテク1時間半歩いて……


(疲れて動けないよぉ!!)


お祭りでね。私の県の名物の物の美味しそうな匂いがプーンとしたんだ……


(お腹空いたなー)


(誰か助けてよぉ)


指をくわえてね、結構な時間眺めてたの。


「何してるんだ?」


振り向くと。


(パパ)


パパが車で……通り掛かったんだ。


平日だったの……


仕事は?


色んな疑問が浮かんだの。


父「何となく歩いている気がしたから」


不思議な事を言ったパパ。


父からお金を貰ってお祭りの……私の大好物を買ってくれたんだ。


今でも大切な思い出なの。


その食べ物は今でも私の大好物。


でもね。父は他界してしまった……


これも理不尽だ……


だって……


無償の愛で愛してくれた父を……


私から奪うなんて……


悲しいよ……


『お母さんと息子の七不思議』


確かに不思議だけど。


『お父さんと娘の七不思議』


負けてはいない!!でしょ?


おアイコデショだと思わない?


長男くん?


だって、願うだけで助けに来てくれたんだよ?


不思議なパワーが働いたんだ。きっと。



じゃあ。


『お母さんと娘の七不思議』


は?


貴女と私は悩みが一緒だね。


ほぼ毎日小競り合いをしてるよね?


心の中、怒りでいっぱいになってさ。


(いいよ?長男くんに私の所業を訴える?どうぞ?)


そう、言いたくなっちゃうんだ。


だって。


私が。


『手伝いに呼べば?』


と言うと。


『あの子は疲れてるから』


って言ったりさ。するんだもん。


(いいよ?長男くんに私の所業を訴える?どうぞ?)


そう、叫びたくなっちゃうんだ。



(貴女のイライラの捌け口に、呼ぶのは良いの?)


疲れてるんでしょ?


つい、 反発したくなっちゃうんだ。


『何で私だけ?貴方達のせいで』


『立派な人だったのに(父)……貴女は』


昔さ。


『面白みが無い』


パパと私の事言ったね。


でも嫌いになれないよ。


相手の一番の痛い所をさ。


これ言ったら、ダメージ凄いだろうな。って事をさ。


お互いに、傷を広げて収拾つかなくなってさ……


二人の思いの底に。


《パパに逢いたい》


があるから。


いつも、堂々巡りな事で喧嘩してしまうんだね?


ママだって。


寂しい気持ちを、誰かに話さなきゃ辛いんだもんね?


それにさ。ポジティブ思考な長男くんに言っても。


『だから母ちゃん 達はダメなんだよって』


返えされてさ。


それでまた泣くでしょ?


私は優しい心で、話を聞けるようにしないと……だよね?


そして何より。


私が、学校で傷つけられた時の。


貴女の怒りの凄まじさは……



私は愛されてるって……


本当は分かってるのに……


分かってるのママ。


だからね。嫌いになれないよ……


これからも、毎日些細な事で小競り合いをしながら。


手を取り合って生きて行く。


それが私とママだよね?


私達オカシイよね?


『お母さんと娘の七不思議』


喧嘩しながらも。


結局仲良し!!


っていう事だよね?


ママ!!


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