カレーの歌

 あなたと私が集まる時

 夕食の時間が集合の合図だ

 あなたは先に席について私をいつもで迎えてくれていたね

 遅れたくせに、そっけない態度で席に着くそんな私をあなたは優しく受け入れてくれる

 優しいあなたに甘えて、辛口でいってみたり、時には中辛いってみたり、寂しいときは甘口で言ってみたり、自由奔放な私も許してくれる

 そんなあなたが大好きで、大嫌いだった

 私がいない夕食にさ、私の友達にも、いつも私にしてくれているように優しく抱きしめていたのを私は知っている

 その時、あなたは私だけのものじゃないんだって思い知っちゃったんだよ

 誰にでも優しいあなたを困らせたくて、浮気する

 嫉妬したあなたに振り向いてほしくて

 けど優しく抱きしめてくれたあなたの感触が忘れられなくて結局あなたのもとへ帰ってきちゃう

 私はやっぱりあなたがいい





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