つぶやきカクヨムライフ

1)なんのために書いていますか。

 皆さんは、カクヨムでなんのために小説を書いているでしょうか。


 私は小さい頃から、カク(描く、書く)ことが大好きです。実は、LINEスタンプなんかも細々と出していたりします。最近では、わが子のために人気コミックの模写ですよ。で、物語も好きなので書きます。

 音読が苦手なわが子のために、うちの子好みの物語を書いたこともあります。まあ、とにかく「カク」ことが好きなんですね。


 プロとして……なんて夢も、ほんとキャーって憧れますが、それは結果としてなったらいいなというぐらいです。では、なんのためにカクヨムで活動するのか。

 きっと皆さんにも、いろいろな思いがあると思います。


 しかしカクヨムの「PV・ハート・フォロー・星」という評価制度が、皆さんの初心とも言える大切な思いを蝕むことがあるのではないかと、一年ほど活動して思うようになりました。


 当然、私も凡庸な人間です。評価されると嬉しいし、何の反応もなかったら悲しいです。この評価というものに一喜一憂している自分がいるのも事実です。

 しかし、このカクヨムでの評価にとらわれ過ぎると、大切な何かを見失ってしまうことが時としてあると思うのです。


 この一年間、「どうすればもっとPVが増える?」とか「星を付けてもらうには、こちらも付けないといけないの?」とか、いろいろ悩みました。ぶちゃけ、ストーリー展開を考えるより必死です(笑)。いわゆる承認欲求ってやつですね。

 でも、星が欲しいために付ける星って……、すでに相手の作品をバカにしていますよね。同時に、「私が欲しい評価ってなんだろう」と空しい気持ちになりました。


 それから、私は評価にこだわり過ぎないようにしています。当然、読んで欲しいのでコンテストにも自主企画にも参加します。PVもハートもフォローも星も、付けばもちろん超嬉しいです。

 でも、評価を求め、右往左往するのはやめようとかなと。結局、最後に残ったのは、「私自身がまず楽しもう」という思いです。

 カクことが大好きな私が、楽しめなくなったらおしまいです。それこそ、なんのために書いているのか分からない。


 更新して、PVが最新話に一つだけ付く。とても嬉しい瞬間です。ハートがつくと、なお嬉しい。私が楽しみながら書いた作品を、どこかで楽しみながら読んでくださっている方がいる。ほんと、それだけで十分元気が出るのです。

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