配剤と采配気になったのでググってみた。
天の配剤
配剤=薬剤などを調合するときに使う言葉。丁度よく配合するという意味。
転じて善には善果、悪には天罰というように、天は物事を適切に配するという事
良い人に嬉しいことが起こったり、悪人に悪いことが起きたりすると
こんな言い方をすることがある。
天の采配
采配=木や竹の棒に細く切った厚紙を何本も付けた道具のこと。
戦国モノで大将が手に持って指揮をするために振っていたアレ。
天の采配という誤用。
「天の配剤」を「天の采配」と間違って使っている人は意外と多い
天というのは神様のこと。指示や指揮を意味する采配では
意味が異なってしまい神様が直接指示を出すというのは少しおかしい事に
但し「天の采配」という言葉が存在しないわけではない。
歴史小説や時代劇の中では「天子がふるう采配」という意味で使う事も。
この場合の「天」は「皇帝」や「天皇」の事なので神様の意味ではなく
権力のある人間が戦において采配を振るという意味なので
三国志や戦国時代などの話に登場する場合もあったりする。
以上より、日本語としては作者さんの表現が正しいという事になるかと。
ただ、まあ、神様が直接差配してそうだよなぁ…って読者目線で考えると
イメージとしては采配もありだなとは思えるのは否定しないw
こういう場合は正確性より感性や雰囲気優先になるからなあw
天の采配
多分こっち
編集済
天の采配だとは思うけど配剤だったら錬金術は薬を調合するイメージが有るし、錬金術に関する神様が調合したってイメージで使われそうだとは思いました。