思考

寝汗

考えた。

それはもう考えた。

布団に入った瞬間に襲われる不快感。

瞼を閉じた瞬間に始まる壮絶な状況。

いつから考えていたのか。

いつまで考えれば良いのか。

考えました。

それはもう。

とことん考えました。

答えは出ませんでした。

私には難しかったのでしょうか。

そういうことなのでしょうか。

私の能力が足らなかったのでしょうか。

だから、私は考えるだけで終わってしまったのでしょうか。

何故でしょうか。

考えたら答えが出るのでしょうか。

自分なりなんていう言葉遊びで出した答えが必要なのでしょうか。

大事な事なのでしょうか。

尊重されることなのでしょうか。

あなたの答えなのでしょうか。

周りの答えだったのでしょうか。

なぜそう考えてその答えになるのでしょうか。

答えを出すって何でしょうか、

答えが出せない思考は、その思考は無駄なのでしょうか。

無駄とは何でしょうか。

道端に落ちるゴミは無駄なのでしょうか。

いいえ。

それが必要な人がいるかもしれないので無駄ではありません。

誰からも見ることができない私の思考は無駄なのでしょうか。

いいえ。

私がそれを必要としているので無駄ではありません。

無駄だと言われ、その思考をごみ箱に捨てたって。

捨てたとしても。

拾ってもらえる時なんてあるものなのです。

その思考は偉大なのです。

あなたしか。

あなただけのオリジナルなのです。

思考は無駄にはなりません。

答えが出なくとも無駄にはならない。

だからこそ、1+1=2が難解と言われるのです。

あなたのなかでこの式をイメージしましょう。

私は、考え。

ひたすら考えても。

1+1=1となってしまいます。

ダメでしょうか。

その考えや思考はダメで無駄なのでしょうか。

無駄となってしまうのでしょうか。

この世に無駄などあるのでしょうか。

なぜ、無駄なのでしょうか。

考える。

それはもう。

ひたすら考えました。

ですが、答えが出ませんでした。

それでいい。

それでいいのです。

答えは求めていません。

ですから。

その思考の道順を尊重させてください。

その道筋が何よりも尊い。

思考とは偉大だ。

考えることは至高だ。

考えて答えを出すのではない。

ただ真実を用いれば答えなんて出る。

なぜ真実なのか。

それが正しいのか。

考えるとは大切なことだ。

汗が酷い。

眠れない。。。

朝起きれば冷や汗。

きっと考えすぎてしまったのでしょう。

答えなんて置いて行ってしまった。

答えなんてゆうに越えてしまった。

そして、その思考が怖くなる。

思考はあまりにも不可解だ。