和声の豆知識
大矢千穂
第1話 和声学とは
メロディに何か伴奏を付けたり、ベースの音は大体決まっていてそれ以外に何か和音等の音をベースの音に加えて付けたりするのに、決まりや法則性を覚えると便利な場合があります。それが、和声学、和声法です。クラシック音楽の和声の勉強方法として、メロディに伴奏を付けるソプラノ課題、ベースの音に対して音を加えるバス課題があります。伝統的な勉強方法として、合唱曲の様にパートを4つに分け、低い男性の声のパートであるバス、高めの男性の声のパートであるテノール、低めの女性の声のパートであるアルト、高めの女性の声のパートであるソプラノに分け、基本、常に、同時に4つの声が鳴っているイメージで、ソプラノのメロディが決まっていて他のアルト、テノール、バスを付けていくソプラノ課題、バスが決まっていて他の3つのパートを付けるバス課題が、あります。
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