第24話 フラットの調号の増え方

前回は、シャープの調号における増え方について触れましたが、フラットにも法則性があります。完全5度、調の音階の開始音が下がるごとにフラットが1つずつ増えて行くということです。ちなみに調号で、シャープとフラットが一緒に書いてある調号はありません。シャープか、フラットか、どちらかです。例えばフラット1つの調号の長調はヘ長調です。ファから始まります。ファは、Fです。ヘ長調は、シにフラットが付きます。それではフラットが2つ付く長調はというと、ファミレドシと5度下がるのですが、ファとシの間は完全5度ではなく減5度なので、ファは、ファから数えているのでそのままで、シのフラットの音だと完全5度なので、その、シのフラットから始まる変ロ長調が、フラット2つの長調です。変というのは、フラットという意味です。ちなみにシャープは嬰です。えいと読みます。そして、短調でも、フラットの増え方は同じです。

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