ジョン・レノン

Happy Xmas(War is Over)のPVを初めて見た。


この歌は切ないメロディーが好きで、私の中ではマライア・キャリーよりも断然No1クリスマスソングである。


なのに、PVは見たことがなかった。


恥ずかしい。


本当、恥ずかしい。


こんなジョンレノンの想いもわかってないくせに、何もわかってなかったくせに、好きだなんて今まで言ってなんて。


戦争ものの映画とか、昔からよく観る方だと思う。


苦しい思いを共感したいというか、体験してない分、感情移入することで、目の前の小さいトラブルを跳ね除ける勇気になる気がして観てた。


でも、最近観てなかったので、久々だったというのもあるだろう。


子供中心で、涙が止まらなかった。


今、刺さる。


本当に平和な時代に、平和な日本に、息子が生まれてきてくれてよかった。


自分がその場にいたらっていうのは、作品などを観る度によく考えてた。


祖母や親や兄弟が、酷い目にあうのは見てられない。耐えられない。どうしてもというなら見てないところで頼む。


というか、自分が先に死にたい。

自分はどうなってもいい。

そこまで生きたいとも思わない。


そういう結論に至っていた。


今、Happy XmasのPV観て一番思ったことは。


なんとかして息子を守らなきゃ。


絶対、痛い目にあわないよう、軍人に見つからないよう死ぬ気で、死なないで守らなきゃ。


飢えも、怪我も、病気も、苦しい思いは絶対させたくない。


学校や会社がつらいなんていう思いはしてもいいけど、戦争なんて、しなくていいもので苦しませたくない。


息子のせいで起こってるわけじゃないこと。

大人のせいで起こってることに、巻き込みたくない。


本当に、平和な今に感謝する。


終わらせてくれたご先祖さまありがとう。


まだ続いている最中にいる人。


どうか、生き延びますように。


早く世界から戦争がなくなりますように。


子供を苦しみから救ってほしい。


苦しむ子供を見る親を救ってほしい。


私にできることは、後世に伝えていくこと。


そして、募金すること。


なにか協力したい。


紛争、差別のない世界。愛の世界。


「目には目を」という考えは全ての人を盲目にする。


彼らに比べれば、私は温かいところにぬくぬく居て、なんて恵まれてるんだろう。


人に優しくなる。

全て許す。

全部あげる。


こういう思いを抱かせてくれてありがとう。


そして、いつか家を建てたら、オノヨーコのYESを作ろう。


みんな大好きだ。





そんな気持ちでこれ書いてたら夫が帰ってきて、私一人でしっとりして口数少ない、暗い夕飯になってしまいました。

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