保育園の話(後日談)

先日の保育園の話。


私は素晴らしい保育園だと思って感心していたのだが、そこへ身近に通っている人を知らない。


周辺地域で探していた人に、なぜそこを選ばなかったのか聞いてみると、

「布おむつが無理。洗濯物が多いのも嫌だ。」

と言っていた。


ん?

子供が外で遊べば汚すだろうし、オムツも汚すだろう。

今ですら漏れたりするのに。


その気持ちはよくわからない。

たくさん買ってたくさん着させればいいだろう。


もう1人、先輩に聞くと、やはり候補に入れなかったそう。

「うちは、あそこの教育方針と合わないから。キャラクター物ばかりだし、YouTube見せまくってるし。」


そうなのか。


気づいてしまった。


私らの単純さに。


園長先生の話を聞いて、なるほどな、その通りだ、そのようにしなきゃ、子供の発育の為に。と普通に思っていた。


キャラクター物を身につけない。

→トイザらスでねだられるからキャラクター知らなくてもいいと思う。


YouTube見せない。

→テレビは確かに受け身の姿勢になるし、いつかはハマるんだから、幼少期はできるだけ本を読ませたい。


洗濯が大変。

→洗濯機さえ回せばいいんだし、子供サイズだからしれてる。夫の作業着の方が重たいし大変。


良く言えば素直に納得しているということだろう。


何も知らないから、良いと言われたものをしてあげたい。


だからこどもチャレンジもしたほうがいいのかなと思っちゃう。


成長に合わせておもちゃが届くなんて最高じゃない。


でも、チャレンジに関しては、一つのおもちゃを長く遊ぶ愛着心も育てたいから、保留にしておく。


夫婦揃って、良いものは取り入れたいという姿勢なのは、私にとってはありがたいこと。


恩師が、私の取り柄は素直なところと言ってくれて、よくわからなかったけど、そうじゃない人もいるんだなということが、保育園決めのことだけで再確認できた。


人ってみんな考え方が違うんだね。


近い古い仲間だと、きっと近い考えなんだと、勝手に思っちゃってたけど。


また一つ気付かされました。


ありがとう。

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