内容はめちゃくちゃ面白いです。個人的にもここ最近読んだ中でかなり面白いのですが、特に序盤が長いなぁ〜〜と。雑な俺Tuee系ではなくちゃんと根拠がある強さにしようとしているのはとても良いと思います。
が、やたら凄さを語ってきますね。例を出すならわかりやすい例1つで十分ではないですか?と思ってしまいます。
序盤っていかに早く世界観を読者がつかめるかが読みやすい作品だと思っています。そんな自分からすると冗長に感じる部分が多かったです。
「無自覚にやらかす→やっちまった!」
の流れが何回も何回も繰り返されるので早く話進んでくれと思いながら読んでいました。
最初はめちゃくちゃ異世界を警戒してよくわからんスキルをよくわからん数展開するくらいの慎重さはあるくせに異世界のレベルが低いとわかったとたん「だってしょうがないじゃん!」と後先考えていないような感じで主人公の人柄もすぐにはわかりませんでした。
それにやらかすたびにいかに異世界のレベルが低くてこちらのレベルが高いかを語るので更に長いですね。語るべきとこは語るべきでいいのですが。最近のインフレが進んだソシャゲキャラやカードゲームのスキル説明くらい長いです。
このレビューくらい長いです。
が、内容はめちゃくちゃ面白いです。ちゃんと読んでいけば星の数も30倍くらいはあってもおかしくないと思いました。
主人公が力を隠しながらも村を豊かにしていくのは読んでて楽しいです。村の人たちが隠し事に気付いておきながら主人公を慮っているのに感動します。
結局どこが良いかというと主人公が力を隠しているにも関わらず周り人たちに高く評価されて気持ちよくなれるところが好きです。
最初は村の中の狭い話でしたが、現在の章では主人公が暗躍しながら領地の健全化をしようとして、いろんな問題を解決していく活躍シーンが読めるので是非最新話まで読んでみることをおすすめします。
この作品を読む上で魔法の設定に関する文章は読み逃し推奨です。文字数が多いので、関係の薄そうかつ長い文章は流し読みすることをお勧めします。
主人公の異世界の話に対して注目して読んでいただければ楽しめると思います。